アコースティック・エミッション(Acoustic Emission、「AE」)を利用して、岩盤の損傷度を簡単に測定する岩盤損傷度測定方法。

開放特許情報番号
L2000005205 この特許の事業構築のヒントや可能性をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2000/8/12
最新更新日
2015/8/11

基本情報

出願番号 特願平10-163341
出願日 1998/6/11
出願人 工業技術院長
公開番号 特開平11-352043
公開日 1999/12/24
登録番号 特許第2899700号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 岩盤損傷度測定方法
技術分野 土木・建築
機能 検査・検出
適用製品 岩盤の亀裂等が発生する際にそれまで蓄えられていた歪みエネルギーが開放されて音(弾性波)として伝播していく現象(すなわちアコースティック・エミッション;AE)の計測・解析装置、及び弾性波探査装置。
目的 岩盤を機械掘削したり発破で破壊すると、周囲も損傷を受けるので、AEセンサを利用して地山の崩壊を予知したり、崩壊位置を標定することが行われている。しかし、従来の方法は、崩壊が予想される岩盤やその周囲に多数のAEセンサを配置し、それらによって得られる情報を解析して、損傷度の測定や崩壊位置の検知を行うので、多数の装置や複雑な設備、それらを設置するための多大の労力や経費を必要とする上に、解析に長時間を要するという欠点があった。本発明は、これらの欠点を解決することを目的とする。
効果 岩盤をボーリングして得たコアサンプルを圧縮試験機に取り付け、荷重を印加しながら、この荷重が増加していく過程でのAE発生数を計測するだけで、岩盤の損傷度を簡単に測定できる。そのため、多数の装置や複雑な設備、それらを設置するための多大の労力や経費を必要とせず、簡単な装置及び操作で、しかも迅速に岩盤損傷度を測定できる。従って、低コストで高精度なトンネル、地下空洞建設等の岩盤掘削時の情報施工技術、または発破によって損傷を受けた岩盤領域特定の有力な技術となる。
技術概要
岩盤をボーリングして得たコアサンプル1を、圧縮試験機の支持具2,3に挟み、一方または両方から荷重を印加して一軸圧縮する。このとき発生するAEをセンサ4により検出してAE発生数を計測し、式χ=σAE×Sc/P↑2(ただし、Sc;健全時の強度、σAE;計測時にAEの発生が急激に増加し始めるときの荷重、P;計測時の最大荷重)に従って損傷パラメータχを求める。この損傷パラメータχは、岩盤が弾性的挙動を示す限界値の50%応力レベルでほぼ1.0になるので、この値によって岩盤がまだ健全な弾性的挙動を示す範囲にあるのか、あるいは弾性限界を越えて亀裂が多くなった弾性的挙動を示す状態にあるのかを簡単に判断することができる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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