細胞壁溶解酵素を用いる各種乳酸菌・火落菌の菌体内有用物質の抽出、プロトプラストの調製、染色体DNAの調製、細胞壁成分の調製法

開放特許情報番号
L2000000202
開放特許情報登録日
2000/1/15
最新更新日
2007/6/29

基本情報

出願番号 特願平09-217363
出願日 1997/8/12
出願人 大関株式会社
公開番号 特開平11-056348
公開日 1999/3/2
登録番号 特許第3495231号
特許権者 大関株式会社
発明の名称 細胞壁溶解酵素生産菌、細胞壁溶解酵素およびその製造法
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品、生活・文化
機能 食品・飲料の製造、材料・素材の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 広範囲の乳酸菌または火落菌の細胞壁を溶解する酵素およびその製造方法。この酵素を単独で用いることで乳酸菌類のプロトプラスト調製が可能で、各種形質転換株が取得できる。染色体DNA、菌体内の有用物質の酵素抽出および細胞壁成分の解析が可能となる。
目的 各種乳酸菌または火落菌に対して、幅広い溶菌スペクトルを持つ菌株を自然界からスクリーニングすることにより、新規の乳酸菌および火落菌用の細胞壁溶解酵素を開発する。
効果 従来の市販酵素では溶解が困難であった、乳酸菌および火落菌の細胞壁を溶菌できる菌株をスクリーニングした結果、ストレプトマイセス・フルビシムスの生産する酵素は、単独でその細胞壁の溶解が可能であった。各種乳酸菌、真性火落菌、火落性乳酸菌に幅広く作用し、単独でプロトプラスト調製が可能であった。従って、各種乳酸菌の形質転換はもとより、菌体内の有用物質、染色体DNA、形質転換株からのプラスミドDNAの回収などの酵素的抽出、細胞壁成分の単離、解析などが可能となる。
技術概要
 
市販の酵素剤では溶解できない各種乳酸菌および火落菌の細胞壁を単独で溶菌できる菌を自然界からスクリーニングした結果、ストレプトマイセス・フルビシムスが生産する複合酵素が、各種乳酸菌およびホモ・ヘテロ発酵型真性火落菌・火落性乳酸菌の細胞壁を溶解できることが判った。本酵素剤は、β−N−アセチル−D−グルコサミニダーゼ、ムラミダーゼ活性が主体であった。この酵素剤を用いることにより、ヒトの腸内細菌の内、善玉菌であるビフィズス菌、カゼイ菌などの乳酸菌、一般乳酸菌、各種火落菌のプロトプラスト調製が単独で可能であることが判った。このように各種乳酸菌の形質転換用細胞壁溶解酵素としての用途だけでなく、乳酸菌体からの酵素、色素などの有用物質の穏やかな条件での酵素抽出、染色体DNAの抽出、形質転換株からのプラスミドDNAの回収などの用途、乳酸菌細胞壁成分の単離やその構造解析などの用途も可能である。
実施実績 【有】  各種乳酸菌の細胞壁を溶解できる新規な酵素として、生化学工業株式会社よりLabiaseとして商品化済みである(Code No.100850)。
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 大関株式会社   

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
追加情報 研究用酵素から新規用途でバルク酵素、産業用酵素に育てて頂きたい。
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