ポリオレフィン系プラスチック廃棄物から液体燃料を回収する方法

開放特許情報番号
L1999012903
開放特許情報登録日
2000/1/15
最新更新日
2008/10/31

基本情報

出願番号 特願平09-131548
出願日 1997/4/16
出願人 東京都
公開番号 特開平10-292178
公開日 1998/11/4
登録番号 特許第3520505号
特許権者 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
発明の名称 ポリオレフィン系プラスチック廃棄物からの液体燃料回収方法
技術分野 化学・薬品、有機材料
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 留出温度が150℃以下の軽質留分を含まない液体燃料の製造方法
目的 従来からプラスチック廃棄物から燃料を回収する方法が多数知られているが、これらの方法はいずれも製品を実用に供するには再処理を必要とし、また、廃棄物の熱分解時に排出される気体状生成物も多いので、プラスチック廃棄物を100%有効利用していない。そこで、本発明はプラスチック廃棄物を100%利用して、留出温度が150℃以下の軽質留分(工業ガソリンの留分に相当)を含まない液体燃料を高収率で回収する方法を提供することを目的とする。
効果 反応終了後、反応内容物の重量を測定して液体油の収率を算出したところ、91%であった。この液体収率の減少は反応溶媒のA重油の熱分解によるものであり、PE等のポリオレフィン系プラスチック廃棄物からは 100%液体油が得られることが示された。また、反応内容物をデカンテーション及び濾過により、均一な燃料油を回収した。回収した燃料油は動粘度(3.6平方mm/s)、初留点(160℃)及び引火点(64℃)においてJISのA重油規格値を満たしておりまた、150℃以下の軽質留分を含まず、発熱量も10,800cal/g であった。
技術概要
 
本発明は、廃棄物として大量に排出される、PEやPPなどのポリオレフィン系プラスチック廃棄物を、シリカ・ アルミナなどの固体酸触媒存在下、常温で熱分解して、留出温度が150℃以下の軽質留分を含まない液体燃料を高収率で回収する方法であり、その際熱分解中に反応溶媒の重油が留出しない程度の長さまたは容量の水冷式冷却器を、反応容器に対して垂直に接続した反応装置を使用するのが特徴である。本発明において、原料となるPEやPPなどのポリオレフィン系プラスチック廃棄物はいずれも反応容器に入る程度に破砕される。本発明における触媒は、ペレット状の無定形シリカ・アルミナを反応直前に、乾燥空気中、300〜500℃1〜5時間焼成して活性化したものが好ましい。触媒量はプラスチック廃棄物量に対し、20〜100%の使用で良好な結果が得られる。本発明で使用する反応溶媒は価格の安い重油で、硫黄含有量の少ないA重油が好ましく、熱分解時の使用量は、仕込みプラスチック廃棄物の5〜20倍の範囲である。本発明における熱分解反応は 5〜20ml/min の窒素気流中で300〜400℃にて、5時間以上行い、冷却後、反応内容物を得た。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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