草炭から得られたフミン酸の改質による吸水性材料の製造方法

開放特許情報番号
L1999001661 この特許が掲載されている活用例集をご覧頂けます
開放特許情報登録日
1999/1/30
最新更新日
2008/10/31

基本情報

出願番号 特願平09-131549
出願日 1997/4/16
出願人 東京都
公開番号 特開平10-287694
公開日 1998/10/27
登録番号 特許第3612659号
特許権者 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
発明の名称 フミン酸の改質による吸水性材料の製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 草炭、フミン酸、吸水性材料
目的 デンプン系、セルロース系、アクリル系などの高吸水性材料が大きな市場となっている。本発明は、未利用資源である草炭からフミン酸をアルカリ抽出し、アクリロニトリルをグラフト重合させた後、加水分解して高吸水性材料を製造する方法を提供する事を目的とする。
効果 草炭中には約30%のフミン酸が含まれている。これをアルカリ抽出し、アクリロニトリルをグラフト重合した後、加水分解して得た生成物は、高吸水性材料として砂漠の緑化を始めとする保水や脱水の分野に利用する事ができる。草炭は安価な未利用資源であり、又これを出発原料として得られた本発明品は地表面に長く残留しても安全性が高い。
技術概要
 
草炭からフミン酸を抽出するには、先ず草炭に25倍量の0.1規定の塩酸を加えて洗浄濾過し、濾過物を水で濾液がph7になるまで洗浄を繰り返す。そして35倍量の0.5規定の水酸化ナトリウム水溶液を加え室温で12時間以上かき混ぜる。濾液に濃塩酸をph1になるまで加えてフミン酸を沈殿させ、精製を繰り返す。グラフト重合を行うには、抽出フミン酸をジメチルフォルムアミド水溶液(1:1)に溶解し、10倍量のアクリロニトリルを加えて次亜塩素酸ナトリウム水溶液及び硝酸二アンモニウムセリウムの硝酸水溶液を触媒として窒素流通下65℃で8時間行う。得られたグラフトフミン酸を0.7規定の水酸化ナトリウム水溶液にて90℃で3時間加水分解反応を行えば本発明のグラフトフミン酸加水分解物が得られる。本発明の方法により、フミン酸は 1)グラフト重合により高分子化 2)加水分解により高分子電解質化 3)橋かけ反応により三次元構造化、がなされ、得られたグラフトフミン酸加水分解物は自重の100倍以上の水を吸収するようになる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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