| 出願番号 |
特願2022-110215 |
| 出願日 |
2022/7/8 |
| 出願人 |
イワブチ株式会社 |
| 公開番号 |
特開2024-008383 |
| 公開日 |
2024/1/19 |
| 登録番号 |
特許第7587852号 |
| 特許権者 |
イワブチ株式会社 |
| 発明の名称 |
締結具 |
| 技術分野 |
土木・建築、生活・文化、その他 |
| 機能 |
機械・部品の製造、安全・福祉対策、その他 |
| 適用製品 |
ねじの代わりとなる締結具でクイックロックができ、金属や樹脂で利用可能 |
| 目的 |
ピン部材とナット部材の組み合わせで、一回転未満の僅かな回転(90度を試作検証済)でも確実に締結(ロック)を完了し、作業時短や作業負担軽減をすることができる。また締結が完了したことを容易かつ確実に確認することができる。 |
| 効果 |
ピン部材のロック用軸部にナット部材の孔部を挿入し、ロックする希望の位置にスライドさせ、その位置で一回転未満の回転をすることで確実に締結(ロック)が出来る。(90度を試作検証) 従来のボルトナット作業に比べ、スライド挿入と1回転未満の回転作業なので作業時短や作業軽減が可能となる。 また締結完了は軸部と孔部の凸凹嵌合時となるため、作業トルクの変化が目印となり完了確認できる。更なる回転継続は大きなトルク上昇となり作業中止を確認できる。なお樹脂ではロック完了時に「カチッ」と音がする。 |
技術概要
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原理的には楕円と円の接触干渉を利用し、凹凸嵌合時までに材料の特性(弾性、塑性、切削)を組み合わせした技術である。試作では3点接触による90度回転構造にて安定した機能を得られた。
鋼材ではピン部材φ10mmで試作検証した。ピン部材のロック用凸部にナット部材のロック用凹部が回転時に嵌合し締結(ロック)する。凹凸部の回転嵌合に関わる形状と材料特性(弾性、塑性、削れなど)により作業(回転)トルクの変化が生じ、締結完了時には凹凸嵌合の作業トルク変化が目印となり完了を確認できる。更なる回転継続では大きなトルク上昇となり作業中止を確認できる。
樹脂材では弾性特性を利用して繰り返し回転締結(ロック)ができる。また凹凸嵌合時の音(カチツ)も発生するので完了確認がわかる。樹脂ではピン部材φ20mmで試作検証した。 |
| 実施実績 |
【試作】 鋼材試作(φ10mm)、樹脂試作(φ20mm)にて機能を確認した。 |
| 許諾実績 |
【無】 |
| 特許権譲渡 |
【否】
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| 特許権実施許諾 |
【可】
| 実施権条件 |
ご相談 |
| 対価条件(ランニング) |
【要】 |
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