技術概要
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後方散乱特性を有する光学フィルタであって,
760nm以上2000nm以下の波長範囲内の直線透過率が60%以上であり,
入射光の方向の極角が0°,面からの方位角が20°で,極角が-60°の方向における双方向反射率分布関数の値をBRDF(0°;20°,-60°),光の方向の極角が30°,面からの方位角が20°で,極角が-60°の方向における双方向反射率分布関数の値をBRDF(30°;20°,-60°),
入射光の方向の極角が30°,面からの方位角が20°で,極角が-60°の方向における双方向反射率分布関数の値をBRDF(30°;20°,-60°),光の方向の極角が60°,面からの方位角が20°で,極角が-60°の方向における双方向反射率分布関数の値をBRDF(60°;20°,-60°)とすると,光が可視光の波長範囲内の少なくとも一部の波長を有する光で,
|BRDF(0°;20°,-60°)-BRDF(30°;20°,-60°)|/BRDF(0°;20°,-60°)が1.0以下であり,かつ,|BRDF(0°;20°,-60°)-BRDF(60°;20°,-60°)|/BRDF(0°;20°,-60°)が1.0以下であって,
光学フィルタの可視光の波長領域の透過率曲線は,長波長側から短波長側にかけて直線透過率が単調に減少する曲線部分を有し,曲線部分は入射角の増大につれて長波長側にシフトする,光学フィルタ。 |