目的
特定の遺伝子の発現率を指標として、抗癌剤の効果を検査する方法の提供。
効果
肺癌患者の癌組織または癌細胞におけるGli1遺伝子もしくは遺伝子産物、PRMT5遺伝子もしくは遺伝子産物、ならびにMEP50遺伝子もしくは遺伝子産物の発現率が大きく発現量が陽性であると判定、評価された場合、該癌患者に対して、EGFR(上皮成長因子受容体)チロシンキナーゼ阻害剤、ALKチロシンキナーゼ阻害剤等のチロシンキナーゼ阻害剤が効果がないと判定することができる。
癌患者の適切な治療法を決定することができる。
技術概要
EGFRチロシンキナーゼ阻害剤に対するEGFR遺伝子に変異を持つ肺癌の感受性を判定し、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤がEGFR遺伝子に変異を持つ肺癌に対して治療効果を有するかを判定するための補助的データを取得する方法であって、ヒト被験体由来の生物学的試料における、
Gli1発現率を検出する工程、
PRMT5発現率を検出する工程、および
MEP50発現率を検出する工程
によりEGFRチロシンキナーゼ阻害剤がEGFR遺伝子に変異を持つ肺癌に対して治療効果を有するかを判定するための補助的データを取得する方法であって、
ヒト被験体のEGFR遺伝子に変異を持つ肺癌は、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤による治療に効果がないと判定する、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤がEGFR遺伝子に変異を持つ肺癌に対して治療効果を有するかを判定するための補助的データを取得する方法。