高粘度O/Wクリームの製造方法

開放特許情報番号
L2021001330 この特許をより詳しくイメージできる、登録者からの説明資料をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2021/9/28
最新更新日
2021/11/12

基本情報

出願番号 特願2010-196293
出願日 2010/9/2
出願人 株式会社 資生堂
公開番号 特開2011-072310
公開日 2011/4/14
登録番号 特許第4729126号
特許権者 株式会社資生堂
発明の名称 高粘度O/Wクリームの製造方法
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 高粘度O/Wクリームの簡易性、経済性に優れた製造方法
目的 多量の増粘剤を加えることがなく、また、簡易性及び経済性に優れた高粘度O/Wクリームの製造方法を提供する。
効果 増粘剤を多量に配合することなく、またオンレーターのような冷却機を用いることがなく、低エネルギーで容易に製造することができるため経済性に優れている。さらに、より高粘度なものにすることができるため、増粘剤の多量使用を抑えることができ、使用感触が良好になる。
技術概要
粘度が8,000mPa・s(B型粘度計、30℃)以上である高粘度O/Wクリームの製造方法であって、
(A)非イオン性界面活性剤と、
(B)前記非イオン性界面活性剤とともに水中でαゲルを形成し得る炭素数16以上の直鎖状高級アルコールと、
(C)油分、
とを含む油相と、
(D)水
を含む水相の一部とを70℃以上の温度で乳化してO/W乳化物(乳化パーツ)を調製し、
この乳化パーツを攪拌しながら、20〜40℃の残りの主水相を前記乳化パーツと混合して冷却し、
DSC(示査走査型熱量測定)による前記乳化パーツの発熱ピークのピーク温度以上70℃未満で撹拌を停止することを特徴とする高粘度O/Wクリームの製造方法
(ただし、前記(A)非イオン界面活性剤と前記(B)炭素数16以上の直鎖状高級アルコールの合計量が前記(C)油分10質量部に対して0.5〜10質量部であり、
前記(D)水はO/W乳化組成物全量中の40〜95質量%であり、
前記主水相と前記乳化パーツの質量比が3:1〜1:1であり、
前記乳化パーツ中には水溶性溶媒を5質量%以上含む)。
実施実績 【無】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 従来の70℃付近での乳化〜冷却工程を経ないためエネルギー消費、装置洗浄の水使用量削減に寄与します。

登録者情報

登録者名称 株式会社資生堂

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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