高粘度O/Wクリームの製造方法
基本情報
出願番号 | 特願2010-196293 |
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出願日 | 2010/9/2 |
出願人 | 株式会社 資生堂 |
公開番号 | |
公開日 | 2011/4/14 |
登録番号 | |
特許権者 | 株式会社資生堂 |
発明の名称 | 高粘度O/Wクリームの製造方法 |
技術分野 | 食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 高粘度O/Wクリームの簡易性、経済性に優れた製造方法 |
目的 | 多量の増粘剤を加えることがなく、また、簡易性及び経済性に優れた高粘度O/Wクリームの製造方法を提供する。 |
効果 | 増粘剤を多量に配合することなく、またオンレーターのような冷却機を用いることがなく、低エネルギーで容易に製造することができるため経済性に優れている。さらに、より高粘度なものにすることができるため、増粘剤の多量使用を抑えることができ、使用感触が良好になる。 |
技術概要 |
粘度が8,000mPa・s(B型粘度計、30℃)以上である高粘度O/Wクリームの製造方法であって、
(A)非イオン性界面活性剤と、 (B)前記非イオン性界面活性剤とともに水中でαゲルを形成し得る炭素数16以上の直鎖状高級アルコールと、 (C)油分、 とを含む油相と、 (D)水 を含む水相の一部とを70℃以上の温度で乳化してO/W乳化物(乳化パーツ)を調製し、 この乳化パーツを攪拌しながら、20〜40℃の残りの主水相を前記乳化パーツと混合して冷却し、 DSC(示査走査型熱量測定)による前記乳化パーツの発熱ピークのピーク温度以上70℃未満で撹拌を停止することを特徴とする高粘度O/Wクリームの製造方法 (ただし、前記(A)非イオン界面活性剤と前記(B)炭素数16以上の直鎖状高級アルコールの合計量が前記(C)油分10質量部に対して0.5〜10質量部であり、 前記(D)水はO/W乳化組成物全量中の40〜95質量%であり、 前記主水相と前記乳化パーツの質量比が3:1〜1:1であり、 前記乳化パーツ中には水溶性溶媒を5質量%以上含む)。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【有】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
アピール内容 | 従来の70℃付近での乳化〜冷却工程を経ないためエネルギー消費、装置洗浄の水使用量削減に寄与します。 |
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登録者情報
登録者名称 | 株式会社資生堂 |
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その他の情報
関連特許 |
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