絞扼性腸閉塞の術前診断補助方法

開放特許情報番号
L2021000745
開放特許情報登録日
2021/5/27
最新更新日
2021/5/27

基本情報

出願番号 特願2016-215445
出願日 2016/11/2
出願人 学校法人日本医科大学
公開番号 特開2018-068253
公開日 2018/5/10
登録番号 特許第6844833号
特許権者 学校法人日本医科大学
発明の名称 絞扼性腸閉塞の術前診断補助方法
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 検査・検出、安全・福祉対策
適用製品 診断キット、診断用補助具
目的 緊急手術が必要となる絞扼性腸閉塞と、保存的治療を選択し得る癒着性(単純性、非絞扼性)腸閉塞との正確かつ迅速な鑑別を行うことを目的とする。
効果 腸閉塞は腹部救急疾患の約1/10を占める頻度の高い疾患である。
腸閉塞の1/5は血流障害を伴う絞扼性腸閉塞であり、短期間のうちに腸管壊死から腹膜炎、敗血症に進展し、死に至ることもある。
重篤な疾患であるにも関わらず、腹部理学的所見、血液生化学的検査に異常を示さない症例が多く、診断の遅れに関する裁判が頻発している。腹部造影CTによる診断を行うが、その診断は腸閉塞診療に十分な経験がない医師にとっては容易ではない。
本発明により、腹部救急疾患、特に夜間救急診療に携わる医師に大きな恩恵を与えることができる。
技術概要
1)絞扼性腸閉塞を疑う患者から末梢血を1 ml採取する。
2)循環DNAを抽出する(キアゲンのキットを使用すると60分)。
3)電気泳動を行い、1000bp以上の循環DNA量(long fragment 量)を測定する(BioAnalyzerを使用すると5分)。
絞扼のない症例では、健常者と同様に100bp以下と10000bp以上のマーカーに加えて180bp付近にピークを見るのみであるが、絞扼がある症例では多数のピークを認め、1000bp以上のlong fragmentが多数存在することが一目瞭然である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
希望譲渡先(国内) 【可】条件要相談
希望譲渡先(国外) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 条件要相談
希望譲渡先(国内) 【可】 
希望譲渡先(国外) 【否】 

アピール情報

導入メリット 【新規参入】
改善効果1 本発明を用いて、腸閉塞の患者の中から、絞扼性腸閉塞の患者を速やかに診断した場合には、直ちに開腹手術を行い、血流障害の原因(多くは腸管の捻転か炎症性索状物による血管の絞扼)を除去することで術後の合併症を起こすこともなく、回復可能となる。
改善効果2 腹部救急疾患の中では心筋梗塞(心窩部痛を腹部疾患と判断した誤診)に次いで訴訟が多い。訴訟は死亡例にとどまらず、救命されたのにもかかわらず診断の遅れから腸管切除が必要になったという案件もあり、このような訴訟が起こることを防ぐことができる。
アピール内容 1)末梢血を使用するため、低侵襲であり、低コストで診断が可能となる。
2)絞扼性腸閉塞の迅速診断法は存在せず、競合技術は存在しない。
3)循環DNAは注目を集めている新技術であり、本発明に基づきキット化が可能となれば、今後癌診療を始めとして様々な分野に応用される可能性が高い。
出展実績 ● ライフサイエンス 新技術説明会 〜医療系大学〜
【日時】2017年12月14日(木) 9:55〜15:55
【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/igakubu/2017_igakubu/tech_property.html#pbBlock67864

登録者情報

技術供与

技術指導 【可】
期間 条件要相談
技術指導料 【 】条件要相談
コンサルティング 【可】
期間 条件要相談
コンサルティング料 【 】条件要相談

事業化情報

事業化条件
特別資格 【要】体外診断用医薬品の製造販売業の許可
必要設備 【有】医薬品・医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準(GMP)
必要環境 【有】GVP省令(医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品の製造販売後安全管理の基準)
質的条件
事業化実績 【無】 
追加開発 【要】心筋梗塞の診断を全血を用いて短時間で可能にしたトロップT センシティブのようなシステムを構築することを目指している。
開発のためには、共同研究等が必須であると考えており、興味を示す企業と共に、簡便な診断システムの構築を行っていきたいと考えている。

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
設備売却の意思 【無】
設備購入ルート
自社ルート提供 【否】
設備メーカ紹介 【否】
販売ルート
自社ルート提供 【否】
販売会社紹介 【否】
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