出願番号 |
特願2016-215445 |
出願日 |
2016/11/2 |
出願人 |
学校法人日本医科大学 |
公開番号 |
特開2018-068253 |
公開日 |
2018/5/10 |
登録番号 |
特許第6844833号 |
特許権者 |
学校法人日本医科大学 |
発明の名称 |
絞扼性腸閉塞の術前診断補助方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 |
診断キット、診断用補助具 |
目的 |
緊急手術が必要となる絞扼性腸閉塞と、保存的治療を選択し得る癒着性(単純性、非絞扼性)腸閉塞との正確かつ迅速な鑑別を行うことを目的とする。 |
効果 |
腸閉塞は腹部救急疾患の約1/10を占める頻度の高い疾患である。
腸閉塞の1/5は血流障害を伴う絞扼性腸閉塞であり、短期間のうちに腸管壊死から腹膜炎、敗血症に進展し、死に至ることもある。
重篤な疾患であるにも関わらず、腹部理学的所見、血液生化学的検査に異常を示さない症例が多く、診断の遅れに関する裁判が頻発している。腹部造影CTによる診断を行うが、その診断は腸閉塞診療に十分な経験がない医師にとっては容易ではない。
本発明により、腹部救急疾患、特に夜間救急診療に携わる医師に大きな恩恵を与えることができる。 |
技術概要
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1)絞扼性腸閉塞を疑う患者から末梢血を1 ml採取する。
2)循環DNAを抽出する(キアゲンのキットを使用すると60分)。
3)電気泳動を行い、1000bp以上の循環DNA量(long fragment 量)を測定する(BioAnalyzerを使用すると5分)。
絞扼のない症例では、健常者と同様に100bp以下と10000bp以上のマーカーに加えて180bp付近にピークを見るのみであるが、絞扼がある症例では多数のピークを認め、1000bp以上のlong fragmentが多数存在することが一目瞭然である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
希望譲渡先(国内) |
【可】条件要相談 |
希望譲渡先(国外) |
【否】 |
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
条件要相談 |
希望譲渡先(国内) |
【可】 |
希望譲渡先(国外) |
【否】 |
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