スピン波回路ならびにアドレスエンコーダおよびアドレスデコーダ
- 開放特許情報番号
- L2020001597
- 開放特許情報登録日
- 2020/8/14
- 最新更新日
- 2020/8/14
基本情報
出願番号 | 特願2016-044967 |
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出願日 | 2016/3/8 |
出願人 | 国立大学法人豊橋技術科学大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2017/9/14 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人豊橋技術科学大学 |
発明の名称 | スピン波回路ならびにアドレスエンコーダおよびアドレスデコーダ |
技術分野 | 電気・電子 |
機能 | 機械・部品の製造 |
適用製品 | スピン波の位相干渉を利用するスピン波回路 |
目的 | スピン波を利用することによって、発熱およびエネルギ損失の問題を解消しつつ小型化を可能にする回路を提案し、アドレスエンコーダおよびアドレスデコーダを提供する。 |
効果 | 回路中に伝送されるスピン波は、電荷の移動を伴わないことから、発熱およびエネルギ損失の問題を解消し得ることとなる。また、スピン波の波長は数nm〜数百nmと短く、デバイスサイズを数nm〜数百nmの大きさまで小型にすることができる。また、位相の異なるスピン波は位相干渉せず、波長の異なるスピン波も位相干渉しないことから、時間的に同時に信号を送ることができる。そして、同位相における位相干渉を利用するため多重化が可能となり、結果として一度にアクセスできる情報が増加し、信号の伝達遅延の課題を解消し得る。 |
技術概要![]() |
スピン波の位相干渉を利用するスピン波回路であって、
スピン波導波路が円環状に形成されたスピン波干渉部と、 前記スピン波導波路に接続される直線状のスピン波導波路によって形成された少なくとも1つの入力部と、 前記入力部から適宜間隔を有して前記スピン波導波路に接続される直線状のスピン波導波路によって形成された少なくとも1つの出力部と、 前記入力部および前記出力部から適宜間隔を有し、前記スピン波干渉部に接続される直線状のスピン波導波路によって形成された参照スピン波導入部とを備え、 所定の位相による参照スピン波を前記参照スピン波導入部から導入し、前記入力部から入力されるスピン波が前記参照スピン波と同位相である場合に前記スピン波干渉部において位相干渉を生じさせ、該位相干渉されたスピン波を前記出力部から出力させることを特徴とするスピン波回路。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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