胚の評価方法
基本情報
出願番号 | 特願2018-061684 |
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出願日 | 2018/3/28 |
出願人 | 国立大学法人 大分大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2019/10/10 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人 大分大学 |
発明の名称 | 胚の評価方法 |
技術分野 | 食品・バイオ |
機能 | 検査・検出 |
適用製品 | 胚の評価方法 |
目的 | 胚の評価方法を提供する。 |
効果 | 胚を傷つけることなく、かつ主観を排しつつ、胚の質を評価することができる。 |
技術概要 |
胚の評価方法であって:
(1)評価対象の胚の培養液又はその処理物における、 メサコン酸、ピロガロール、キシリトール、2−ヒドロキシイソカプロン酸、カテコール、トリエタノールアミン、スクロース、5−アミノ吉草酸、リビトール、グリセロール2−リン酸、リボノラクトン、アセチルグリシン、ニコチン酸及び2−ヒドロキシイソ酪酸からなる群より選択される少なくとも一種のマーカー の量mを測定する工程;及び (2)前記マーカーについての基準値m↓0と、前記工程(1)において測定された値mとを、同一マーカー間においてそれぞれ比較する工程を含み、 少なくとも一種の前記マーカーに関し、以下の基準が満たされるときに、評価対象胚が良好胚であることを示す、方法: (a)メサコン酸、ピロガロール、キシリトール、2−ヒドロキシイソカプロン酸、カテコール、5−アミノ吉草酸、リビトール、アセチルグリシン及び2−ヒドロキシイソ酪酸については、前記mが、前記m↓0よりも低いこと (b)トリエタノールアミン、スクロース、グリセロール2−リン酸、リボノラクトン及びニコチン酸については、前記mが、前記m↓0よりも高いこと。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
アピール内容 | ヒト単一胚細胞(初期胚)由来の超微量培養液より生理的状態でのリアルタイム非侵襲的検出法を確立した。特許出願後にその一部を公開した(doi: 10.1007/s11306-021-01770-x.)。この手法を用いて妊娠継続の可能性が高い受精胚の新たな選択マーカー(これまでは形態学的評価のみ)を提案することで不妊症の治療成功率を飛躍的に改善できる。
図に生児を得た妊婦と流産者において弁別が可能なGC-MS/MS結果の一部を示す。 |
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登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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