フロートを備えた浚渫用吸泥口装置

開放特許情報番号
L2020000998 この特許をより詳しくイメージできる、登録者からの説明資料をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2020/5/15
最新更新日
2021/12/14

基本情報

出願番号 特願2016-161771
出願日 2016/8/22
出願人 井上 虎男
公開番号 特開2018-031117
公開日 2018/3/1
登録番号 特許第6609811号
特許権者 井上 虎男
発明の名称 フロートを備えた吸泥口装置
技術分野 土木・建築、化学・薬品、その他
機能 洗浄・除去、環境・リサイクル対策、その他
適用製品 1.各種工場、プラント、施設の集水槽、貯留槽、沈殿槽等の除泥。 2.ダム内堆砂、沈泥の除去。 3.砂防堰の堆砂排除 4.取水口、取水路、排水路の沈砂除去。 5.河川、海洋での砂採取。 6.水処理施設の汚泥除去。
目的 ダム、溜池、河川水路、諸施設水槽、海洋における水底沈殿物を、簡易省力化して回収、或いは、除去する装置を提供する。
効果 1、自重掘進、追従降下して、吸砂口昇降操作が簡易化できる。
2、吸砂口周辺堆砂が崩落し埋没した時にも安定吸砂して作業性が向上する。
3、シンプルな構造で、回動する消耗品がない。
4、特段の付帯設備がいらない。
5、落差排水、エアーリフトポンプ、ジェットポンプ、動力ポンプ等に組合せて使用できる。
技術概要
水底沈殿物をポンプ方式で回収除去する作業の吸水管端において、直下方向に吸砂して深くなった時に、周囲の砂が崩落して埋まる深さ以上の高さを持つ、∪字形の管の片側を補吸水口として開口させ、他方端は水平方向に屈曲させてサクションホースに接続する。
 ∪字形管の下方端リターン部には、下半を開口させた吸砂口を設ける。
∪字形管の上方には、∪字形管重量の1/2浮力程度のフロートを係留して、∪字管を吊り下げる形にして水中で自立する吸砂口装置とする。
 接続したサクションホースは、落差排出管、サイホン排水管、エアーリフトポンプ、動力ポンプ等の揚水源に接続する構成である。
イメージ図
実施実績 【有】  全体の実施実積はないが、実績のある「うまりポンプ」にフロートを付加した物である。
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 相談

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 クレーンを使用した作業、人力作業に関わらず吸砂口操作が簡易省力化できる。
改善効果2 積極的に埋まらせ吸砂させて、吸砂濃度を安定させることができる。
改善効果3 吸砂口装置には、特段の回動部品がなく動力も不要であり、消耗品、トラブルが少ない。
アピール内容 クレーン船、作業船をお持ちの企業で、ポンプ浚渫に進出される企業にお勧めしたい。
50年余のポンプと揚泥装置製造の経験から生まれた製品であり、アドバイス出来ることも多いと考える。

登録者情報

登録者名称 井上 虎男

技術供与

ノウハウ提供レベル
量産仕様の提供 【可】
特殊仕様の提供 【可】
技術指導 【可】
期間 相談
技術指導料 【 】相談

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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