5−ヒドロキシメチル−2−フルフラールの製造方法

開放特許情報番号
L2019001109
開放特許情報登録日
2019/7/8
最新更新日
2023/8/16

基本情報

出願番号 特願2017-082634
出願日 2017/4/19
出願人 日本食品化工株式会社
公開番号 特開2018-002701
公開日 2018/1/11
登録番号 特許第6293333号
特許権者 日本食品化工株式会社
発明の名称 5−ヒドロキシメチル−2−フルフラールの製造方法
技術分野 有機材料、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 5−ヒドロキシメチル−2−フルフラール、2,5−フランジカルボン酸、ポリエチレンフラノエート
目的 本発明は、安価で簡便に実施可能な5−HMFの製造方法を提供することを目的とする。本発明はまた、5−HMFを合成するための新たな触媒組成物を提供することを目的とする。
効果 活性炭は比較的安価な原料であるとともに、固液分離により容易に系外へ除くことができることから、本発明の製造方法によれば5−HMFを工業規模で安価で簡便に製造することができる点で有利である。5−HMFより製造される2,5−フランジカルボン酸はポリエチレンテレフタラートの原料であるテレフタル酸の代替品となり、ポリエチレンフラノエートの原料となることから、本発明は石油化学製品であるPET樹脂を再生可能な資源であるバイオマスを原料とした樹脂で代替することを可能にする点で非常に有利であるといえる。
技術概要
ヘキソースを構成糖として含む糖質を、非修飾活性炭を触媒として使用して脱水反応させることを含んでなる、5−ヒドロキシメチル−2−フルフラールの製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 実施許諾・譲渡の可否を含む諸条件は、協議の上決定する。

アピール情報

アピール内容 活性炭を触媒とし、糖からヒドロキシメチルフルフラール(5-HMF)を合成する特許です。副生成物の影響を抑制し原資の高濃度化に寄与します。水系・有機溶媒系に適応し、汎用性が高い技術です。
本件技術については、下記論文に掲載しています。
応用糖質科学 第10巻 第3号 154-159 (2020)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bag/10/3/10_154/_pdf/-char/ja

登録者情報

技術供与

掲載された学会誌 【有】
掲載学会誌名1 応用糖質科学 第10巻 第3号 154−159(2020)

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【有】   
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