出願番号 |
特願2009-205256 |
出願日 |
2009/9/4 |
出願人 |
日本食品化工株式会社 |
公開番号 |
特開2011-057722 |
公開日 |
2011/3/24 |
登録番号 |
特許第5715333号 |
特許権者 |
日本食品化工株式会社 |
発明の名称 |
澱粉誘導体含有水系エマルジョンの製造方法およびそれにより得られる澱粉誘導体含有水系エマルジョン |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
塗料、接着剤 |
目的 |
本発明は、耐水性、耐溶剤性および機械特性に優れた澱粉誘導体を含有し、かつ前記澱粉誘導体が安定に分散した、低コストで、環境負荷低減への寄与の大きい澱粉誘導体含有水系エマルジョンの製造方法およびそれにより得られる澱粉誘導体含有水系エマルジョンを提供することを目的とする。 |
効果 |
本発明によれば、澱粉誘導体が安定に分散した澱粉誘導体含有水系エマルジョンを得ることができる。ここで、ラジカル重合性官能基への置換度を0.01以上とすることで、乳化重合時に変性澱粉とラジカル重合性モノマーとが強固に結ばれた共有結合が形成されるため、耐水性、耐溶剤性および機械特性に優れた澱粉誘導体を形成することができる。また、置換度を1以下とすることで、澱粉誘導体における澱粉配合率が高くなり、低コストで、環境負荷低減への寄与の大きい澱粉誘導体含有水系エマルジョンを得ることができる。 |
技術概要 |
澱粉誘導体を含有する水系エマルジョンの製造方法であって、
澱粉の水酸基の一部を、ラジカル重合性官能基で置換することで変性澱粉を生成する変性澱粉生成工程と、
前記変性澱粉とラジカル重合性モノマーとを水系溶媒中で乳化重合する乳化重合工程とを含み、
前記変性澱粉生成工程において、前記ラジカル重合性官能基への置換度が、前記澱粉の糖残基1個当たりの平均値で、0.01〜1の範囲であり、
前記乳化重合工程において、乳化剤を用いることを特徴とする澱粉誘導体含有水系エマルジョンの製造方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
実施許諾・譲渡の可否を含めた諸条件は、協議による。 |
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