出願番号 |
特願2007-079546 |
出願日 |
2007/3/26 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学、大日本住友製薬株式会社、住友化学株式会社 |
公開番号 |
特開2008-239517 |
公開日 |
2008/10/9 |
登録番号 |
特許第5076096号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
動脈硬化の予防・治療剤 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策、検査・検出 |
適用製品 |
動脈内膜肥厚の抑制や大動脈血管平滑筋細胞の増殖抑制活性を有する蛋白質、動脈硬化の予防・治療剤、被験物質の動脈肥厚抑制活性の検定方法 |
目的 |
動脈硬化の予防・治療剤、詳しくは、動脈内膜肥厚の抑制活性や大動脈血管平滑筋細胞の増殖抑制活性を有する薬剤等を提供する。 |
効果 |
本技術により、動脈肥厚抑制活性や血管平滑筋の増殖抑制活性を有することを特徴とする動脈硬化を伴う疾患の治療剤もしくは予防剤、動脈肥厚抑制活性の検定方法、及び当該検定方法を用いる動脈硬化治療もしくは予防剤の探索方法等を提供することが可能になった。 |
技術概要 |
本技術は、OL64が、動脈内膜肥厚の抑制や大動脈血管平滑筋細胞の増殖抑制活性有し、動脈硬化関連疾患の予防剤または治療剤となり得るとの知見に基づく。即ち、本技術は、OL64又はOL64をコードする遺伝子を有効成分として含有する、動脈硬化を伴う疾患の治療剤又は予防剤、血管平滑筋の増殖抑制剤、動脈肥厚抑制剤である。図は本技術の一実施態様を示しており、アデノウイルスベクターを用いて糖尿病ラットの内頚動脈擦過部位にOL64遺伝子を導入した(Vaspin−AD)。コントロールとしてLacZ遺伝子を使用した(LacZ)。LacZ遺伝子の導入効率は、βGal染色で青く染色される(A、Cの濃い色の部位)こと、OL64遺伝子の導入効率は、OL64抗体を用いた免疫染色(B、Dの濃い色の部位)で確認した。内頚動脈擦過により内膜の肥厚がもたらされる(Eの矢印の部位)、OL64遺伝子の導入により内膜の肥厚が有意に抑制されている。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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