植物体の着色制御遺伝子、およびその利用

開放特許情報番号
L2018002202 この特許をより詳しくイメージできる、登録者からの説明資料をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2018/10/15
最新更新日
2018/10/15

基本情報

出願番号 特願2006-022132
出願日 2006/1/31
出願人 国立研究開発法人農業生物資源研究所、国立大学法人 岡山大学
公開番号 特開2007-202425
公開日 2007/8/16
登録番号 特許第5051742号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 植物体の着色制御遺伝子、およびその利用
技術分野 食品・バイオ、生活・文化
機能 材料・素材の製造、食品・飲料の製造、その他
適用製品 イネの種子の着色を制御する遺伝子、および、該遺伝子を発現し着色した形質転換植物体もしくはその種子の製造、該遺伝子(DNA配列)を利用して選抜育種される植物体及び種子、さらに、該遺伝子の発現を改変することにより、種子の色を制御する方法
目的 植物体(イネ)の着色を制御する遺伝子を提供する。より詳しくは、植物体もしくはその種子の着色を制御する遺伝子、および、該遺伝子を発現し種子が着色した植物体(形質転換植物体)の製造方法、該遺伝子(DNA配列)を利用して選抜育種される植物体及び種子、さらに、該遺伝子の発現を改変することにより、植物体もしくはその種子の色を制御する方法を提供する。
効果 本技術により、RcもしくはRd遺伝子を植物体内において発現させることにより、植物もしくはその種子(コメ等)を人為的に着色させる手法が確立された。種子への遺伝子組換え作物(Genetically Modified Organisms; GMO)混入などの社会的不安に答えるため、GMO米を人為的に着色させるという対応が可能となる。利点のひとつとして、例えば、コメの果皮を着色させることによりGMOのモニタリングが可能になる。必要に応じ、精米により最終的に着色部分を除去することも可能である。DNAマーカーを利用する育種法により、良食味米を数年で着色米に育種できる。
技術概要
 
イネもしくはその種子を着色させる機能、または、イネもしくはその種子へタンニン類を蓄積させる機能を有するイネ由来のタンパク質をコードする、(a)〜(e)のいずれかに記載のDNA、該DNAによりコードされるタンパク質、または、該DNAを含むベクターを有効成分として含有するDFR(Dihydroflavonol 4-reductase)タンパク質発現誘導剤であって、該DFRタンパク質が、配列番号:7に記載のアミノ酸からなる33 kDaのタンパク質、または、配列番号:8に記載のアミノ酸からなる22 kDaのタンパク質である、DFRタンパク質発現誘導剤。
(a)配列番号:3に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA。
(b)配列番号:1に記載の塩基配列のコード領域を含むDNA。
(c)配列番号:2に記載の塩基配列からなるDNA。
(d)配列番号:3に記載のアミノ酸配列において1または複数のアミノ酸が置換、欠失、付加、および/または挿入されたアミノ酸配列からなるタンパク質であって、配列番号:3に記載のアミノ酸配列と95%以上の同一性を有するタンパク質をコードするDNA。
(e)配列番号:1に記載の塩基配列からなるDNAと0.2×SSC、0.1%SDS、65℃のストリンジェントな条件下でハイブリダ
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 当該特許の「目的」「効果」「技術概要」については添付ファイルのとおり。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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