出願番号 |
特願2011-051762 |
出願日 |
2011/3/9 |
出願人 |
井上 虎男 |
公開番号 |
特開2012-188829 |
公開日 |
2012/10/4 |
登録番号 |
特許第5737675号 |
特許権者 |
井上 虎男 |
発明の名称 |
砂防堰 |
技術分野 |
土木・建築、生活・文化、その他 |
機能 |
環境・リサイクル対策、安全・福祉対策、洗浄・除去 |
適用製品 |
砂防堰、砂防ダム、砂防堰堤。 |
目的 |
1. 砂防堰の防災寿命を長く維持する。
2. 砂防堰が水生生物に与える影響を軽減し、周辺環境及び下流河川環境を改善する。
3. 満砂しやすい砂防堰の造り替え回数を減らし経費節減を図る。 |
効果 |
1. 不透過型及び透過型砂防堰の防災寿命、満砂寿命が延ばせる。
2. 土石流が受容されやすくなり、洪水後の自然な貯留堆砂の排除放出ができる。
3. 土砂や礫石の自然な形での流出は下流河川や、海浜環境を保護する。
4. 常に最低水位からの通水放流が行えて、砂防堰上下の水性生物生息環境が断絶隔離されない。
5. 砂防堰からの自然な礫石土砂の流出で河床低下を軽減防止する。
6. 流木や、浮かずに流れる廃木、木の根に強い砂防堰になる。
7. 新設、既設砂防堰共に躯体を変形、加工すること無く容易に敷設できる。 |
技術概要
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不透過型砂防堰の水抜き孔の堰内側上方に、上方通水口に至る高さのトンネル水路と、同水抜き孔前方に上流方向に向けたトンネル水路を設け、トンネル水路の両側下辺にはスリット状吸水口を開口させる。
上方向に向けたトンネル水路は、砂防堰の全高さ位置から水や砂礫の流入を可能にし、前面上流方向に設けたトンネル水路は、水抜き孔を立体化する形で開口面積を拡大し、砂礫水の流入を確実にすると共に閉塞を軽減防止する。加えて、埋没時、或いは、埋没後には浸透水による土砂排出を容易にする。
砂防堰内に滞留した洪水、土石流等の泥水は、常に、濃度が高く、水深圧の高い低位の泥水が優先してトンネル水路を介して水抜き孔に流出し、滞留水が無くなれば、砂防堰への流入水はすべて掃流状態で堆積砂礫上を流下するようになり、流水量に応じた砂防堰内礫石土砂を水抜き孔に流出させる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 原理は現生産中の「うまりポンプ」の技術を応用したものです。 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
対価条件(一時金) |
【要】相談 |
希望譲渡先(国内) |
【可】総合建設業、コンクリート2次製品メーカー、水門砂防堰メーカー |
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
相談 |
対価条件(一時金) |
【要】相談 |
対価条件(ランニング) |
【要】相談 |
希望譲渡先(国内) |
【可】総合建設業、コンクリート2次製品メーカー、砂防堰メーカー |
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