動物由来DNA検出用のプライマー対、詳細には、ミトコンドリアゲノムATP合成酵素サブユニット8遺伝子配列に由来する動物特異的DNA配列を増幅するために使用されるプライマー対

開放特許情報番号
L2012000189
開放特許情報登録日
2012/1/27
最新更新日
2016/10/7

基本情報

出願番号 特願2005-100884
出願日 2005/3/31
出願人 独立行政法人農林水産消費安全技術センター、独立行政法人農業生物資源研究所
公開番号 特開2005-323587
公開日 2005/11/24
登録番号 特許第4854211号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 プライマー配列
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品、その他
機能 検査・検出、加熱・冷却、その他
適用製品 試料中に含まれる微量反芻動物由来DNA配列の高感度検出を可能にする、飼料中にわずかに混入された肉骨粉の動物種の識別も可能であり、魚類や鶏の特異的DNA検出用プライマーは混入した魚類やチキンミールを検出する
目的 家畜用配合飼料中に、どのような動物の肉あるいは肉骨粉が使用されているか、ウシなどの反芻動物由来の成分あるいはブタ由来の成分を検出する感度の高い検出方法、家畜用配合飼料中に混入した種々の魚種の魚粉あるいはチキンミールを幅広く検出する方法を提供する。
効果 この発明のプライマー対またはキットを用いると、試料中の微量の動物由来DNA配列を高感度で検出することができる。飼料中にわずかに混入された肉骨粉の動物種の識別も可能である。家畜用配合飼料に微量のウシ肉骨粉が混入している場合も検出可能である。この発明の魚類特異的DNA検出用プライマーあるいは鶏特異的DNA検出用プライマーを用いると、配合飼料などに混入した種々の魚種由来の魚粉あるいはチキンミールを検出することが可能である。
技術概要
 
配列表の配列番号1の配列からなるプライマーと配列表の配列番号2の配列からなるプライマーとの組み合わせである、ウシ、ヒツジ、ヤギおよびシカからなる群より選択される少なくとも1種の反芻動物に特異的なDNAを検出するためのプライマー対。このプライマー対を用い、試料中のDNAを鋳型として、DNA断片をPCR法により増幅する工程、および該増幅されたDNA断片を検出する工程を含む方法。その試料が、生肉、肉加工食品、肉加工品含有食品、血液、体毛、体液、乳、乳加工品、肉骨粉、骨粉、ならびにこれらを含有する飼料、肥料、および飼料添加物からなる群より選択される方法。上記プライマー対を用い、試料中のDNAを鋳型として、DNA断片をPCR法により増幅する工程、およびこの増幅されたDNA断片を検出する工程を含む、動物種識別方法。上記プライマー対やこの発明に記載の別配列番号のプライマーを含む動物由来成分検出用キット。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT