出願番号 |
特願2003-318779 |
出願日 |
2003/9/10 |
出願人 |
独立行政法人農業生物資源研究所、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2005-082559 |
公開日 |
2005/3/31 |
登録番号 |
特許第4621904号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
光学活性な3−オキサビシクロ[3.3.0]オクタン骨格を有する化合物およびその使用 |
技術分野 |
化学・薬品、有機材料、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、その他 |
適用製品 |
3−オキサビシクロ[3.3.0]オクタン骨格を有する新規化合物、新規化合物を含むゴマダラカミキリの性刺激剤、ゴマダラカミキリの性刺激剤を有効成分として含むゴマダラカミキリの防除剤 |
目的 |
光学活性な3−オキサビシクロ[3.3.0]オクタン骨格を有する化合物、およびそれを用いたゴマダラカミキリの性刺激剤、その性刺激剤を有効成分として含むゴマダラカミキリ防除剤を提供する。 |
効果 |
本発明の化合物によれば、高付加価値を有する光学活性な生理活性物質の前駆体またはリード化合物を極めて簡便に得ることができる。またゴマダラカミキリの性刺激活性を有するのみならずゴマダラカミキリの体表に存在するため、外敵からの防御物質、例えば制菌性物質、抗菌性物質、忌避物質の前駆体またはリード化合物が得られる。さらにゴマダラカミキリの性刺激剤によれば、防除対象害虫以外の生物に対する安全性を確保したままゴマダラカミキリの防除を行うことができ、ゴマダラカミキリの防除よればその防除を簡便かつ速効的に行うことができる。 |
技術概要 |
光学活性な3−オキサビシクロ[3.3.0]オクタン骨格を有する新規化合物と、ゴマダラカミキリ雌成虫の鞘翅のエーテル抽出物の酢酸エチル画分に新規化合物の成分を含むゴマダラカミキリの性刺激剤であり、さらにヘプタコサン、ノナコサン、4−メチルヘキサコサン、4−メチルオクタコサン、9−メチルヘプタコサン、9−メチルノナコサンなどからなる群からの1種または2種以上をさらに含むゴマダラカミキリの性刺激剤である。そして、ゴマダラカミキリの性刺激剤を有効成分として含み、さらに殺虫活性成分を含むゴマダラカミキリ防除材であり、その防除剤はゴマダラカミキリの性刺激剤を塗布したゼラチンカプセル、ガラス片、金属片またはプラスチック片を含み、ゴマダラカミキリの性刺激剤を含浸した不撚布またはスポンジ状物体を含む。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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