金属イオン検出方法
- 開放特許情報番号
- L2010004576
- 開放特許情報登録日
- 2010/8/13
- 最新更新日
- 2012/3/2
基本情報
出願番号 | 特願2006-068314 |
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出願日 | 2006/3/13 |
出願人 | 国立大学法人東京海洋大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2007/9/27 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人東京海洋大学 |
発明の名称 | 金属イオン検出方法 |
技術分野 | 化学・薬品 |
機能 | 検査・検出 |
適用製品 | 金属イオン検出システム |
目的 | 簡便な検出手順で、少量の生体試料中や液体中の、低濃度の金属イオンの検出が可能な測定方法を提供する。 |
効果 | 光吸収スペクトルを測定するだけなので、従来の手法に比べて簡便な検出手順で、少量の生体試料中や液体中の、低濃度の金属イオンの検出が可能となる。 |
技術概要 |
金属イオン検出方法は、鎖脂肪酸からなる分子層と、長鎖アルキル基を持たないテトラチアフルバレン誘導体からなる分子層との積層構造を有するラングミュア・プロジェット膜(LB膜)を用い、ラングミュア・プロジェット膜が反応する金属イオン種により特徴的な光吸収スペクトルを示すことを利用して金属イオンを検出する。液体は、天然水、海水、廃液、研究用試料など、各種金属の塩を含む液体などに限らず、その他の液体、例えば血液、尿、髄液、血漿等の体液等をも包含する。図は金属イオン反応前後の光吸収スペクトルの変化(金属イオンと反応後の光吸収スペクトルから反応前の光吸収スペクトルを減じたもの)を示す図である。図において、横軸は波長、縦軸は吸光度である。この図から明らかなように、LB膜が反応する金属イオン種により特徴的に示される光吸収スペクトルが観測できる。すなわち、Cdでは270nm、310nm、400nm領域に、またCuでは260nm領域に、そしてZnでは300nm領域に、図中に●で示した特徴的な光吸収ピークが現れる。この光吸収ピークの有無、位置により液体に含まれる金属種を同定できる。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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