出願番号 |
特願2007-079303 |
出願日 |
2007/3/26 |
出願人 |
国立大学法人東京海洋大学 |
公開番号 |
特開2008-237334 |
公開日 |
2008/10/9 |
登録番号 |
特許第5017652号 |
特許権者 |
国立大学法人東京海洋大学 |
発明の名称 |
魚類生体内のグルコース濃度を測定する方法及びこれに使用するバイオセンサ |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
魚類生体内のグルコース濃度を測定するシステム及びこれに使用するバイオセンサ |
目的 |
魚に対する負担が少なく、酵素の失活を抑制し、長時間に亘って測定可能な魚類生体内のグルコース濃度を測定する方法及びこれに使用するバイオセンサを提供する。 |
効果 |
血管にバイオセンサを挿入するのに比べて魚に対する負担を軽減でき、魚を生かしたままでグルコース濃度を測定することが可能である。また、測定対象として血液を用いていないため、凝固した血液が付着して酵素(グルコースオキシダーゼ)が失活するのを抑制できる。 |
技術概要
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注射針の外周に外筒を嵌合し、頭骨を通して生体魚類の眼球付近の粘膜内部に注射針及び外筒を刺し入れてから、注射針を抜き取って外筒のみを埋設し、次いで、外筒の内部にバイオセンサを挿入し、その後、バイオセンサを頭骨に接着する。バイオセンサの測定値を間質液中のグルコース濃度に変換する。バイオセンサの測定値を送信手段により無線送信し、送信手段からの信号を、生体魚類の近傍に配置された受信手段により受信し、受信手段に接続された変換手段によって、バイオセンサの測定値を間質液中のグルコース濃度に変換する。先端部を除いた外周を絶縁体2で被覆した短線状の作用極1と、絶縁体2の外周に塗布した銀・塩化銀層より成る対極5と、作用極1の先端に装着され、作用極1の直径よりも大径の球体6と、作用極1と対極5を接続する回路に流れる電流を測定する測定部8と、球体6と絶縁体2との間において、作用極1の先端部外周に設けられた酵素固定部11とを備えたバイオセンサAを、魚類の眼球付近に存在する粘膜内部の間質液中に刺し込み、魚類生体内のグルコース濃度を測定する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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