出願番号 |
特願2009-515140 |
出願日 |
2008/5/7 |
出願人 |
株式会社エム光・エネルギー開発研究所 |
公開番号 |
WO2008/142995 |
公開日 |
2008/11/27 |
登録番号 |
特許第5174811号 |
特許権者 |
株式会社エム光・エネルギー開発研究所 |
発明の名称 |
オンサイト統合生産工場 |
技術分野 |
化学・薬品、金属材料、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、食品・飲料の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
飲料水、工業用水、ナトリウム、硫酸、塩酸、苛性ソーダ、水素、酸素、燃料用エタノール、深層水ビール、野菜、魚貝類 |
目的 |
偏在する石油と世界中に均等に存在する海水。その海水の中で最も多い金属元素はナトリウム。洋上風力や潮流から得られた電力を用い、真下に在る海水を原料として、飲料水、工業用水、ナトリウム、硫酸、塩酸、苛性ソーダ、水素、酸素、燃料用エタノール、深層水ビール、野菜、魚貝類などを生産する「洋上統合工場」。生産・貯蔵・輸送時におけるエネルギーロスを低減し、かつ、システム全体の効率を向上させ、穀物の価格破壊を阻止し、水、農水産食料、エネルギー、鉱物資源を供給できる、環境に優しく、資源戦争のない世界を作る。 |
効果 |
海水採取現場で得られた風力発電と海水を用い、真水、ナトリウム、マグネシウム、苛性ソーダ、水素、塩素、塩酸、硫酸等を製造し、同時に陸積みした麦芽やおが屑などを醗酵させ深層水ビールやバイオエタノールを醸造し、このアルコール醗酵で発生したCO2を光合成に用いて野菜を栽培し、この光合成で発生した酸素は生簀や漁礁に供給して魚を養殖し、かつ酸素濃度の低下した海水に戻し、赤潮発生を抑制する。このように各部門での生産品を夫々が融合してその相互作用を効果的に利用して、資源の海外依存度の高い我が国の産業を活性化する。 |
技術概要
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エネルギー危機と食糧危機の解決 @「洋上電気分解工場」:自然・地理的条件あるいは気象条件や場所に制約されない洋上での風力・潮流などから得られる電力で、その場採取した海水を電気分解して、飲料水や工業用水、火力発電所や都市ガス製造施設又は燃料電池用の代替石油としての水素発生源・ナトリウム、軽金属合金材料としてのマグネシウム、化学工業用原料としての苛性ソーダあるいは塩酸、硫酸、塩素、水素、酸素などを生産する。 A「洋上エタノール工場」:電気分解から得られた化学薬品や真水と、海底の海草あるいは陸積みされた木屑などのセルローズ材や穀物などを発酵させて, 燃料用エタノールや深層水ビールを製造する。 B「洋上野菜工場」:アルコール発酵で発生する二酸化炭素と人工光あるいは淡水化した深層水や表層水などを原料として光合成で野菜を生産する。 C「洋上養魚工場」:光合成で発生する酸素を海水の酸素濃度補充に供し、魚貝類の生育を促進させ、かつ海洋の低酸素地帯を削減し、赤潮発生を抑制する役割をも担う。 Dこれら4つの工場からなる統合洋上工場をメガフロート上に建設する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
対価条件(一時金) |
【要】商談 |
希望譲渡先(国内) |
【可】化学工業、造船、重工業 |
希望譲渡先(国外) |
【可】化学工業、造船、重工業 |
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
商談 |
対価条件(一時金) |
【要】商談 |
希望譲渡先(国内) |
【可】化学工業、造船、重工業 |
希望譲渡先(国外) |
【可】化学工業、造船、重工業 |
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