適用製品
画像メディアコンテンツ、大型の壁紙、クロスへの印刷物、2次元バーコード、ソフトウェア製品、コンテンツ製作者の利便性、表現力の拡大
目的
印刷や撮影に際して雑音混入や画像の変形等に対する耐性確保のために、画像データへ埋め込まれる情報量が僅か数バイト程度であること、さらに多くの情報を頑健に埋め込むと、原画像を損なう模様や汚れが生じてしまうことに鑑み、画像の印刷や撮影の際に混入する雑音やひずみに対しても頑強に、これまでよりもより多くの情報を埋め込む、および情報を読み出すことを可能とする方法ならびに装置の提供。
効果
テクスチャ画像を生成するアルゴリズムに情報を埋め込む機構を組み込むことができるので、画像データの変換や逆変換を用いる既存の方法のように、原画像の見栄えを損なう品質劣化が生じない。さらにテクスチャ画像に特化した特徴量の抽出技術に基づいて情報の検出機構を実現するので、画像の印刷や撮影の過程で混入する雑音や変形に対する耐性を向上させることが可能となる。結果として、より頑健に画像に埋め込むこと、ならびに読み出すことができる。
技術概要
この技術は、印刷されるテクスチャ画像に対して人間の視覚に感知されない情報を埋め込み、および読み出す方法を実現する。埋め込む情報をnビットごとに分け、そのnビットデータからLBP(Local Binary Pattern:局所的2値パターン)の手法で計算されるLBPコードの特徴量の出現確率から、その画像のクラスを決定する。テクスチャを生成する際には、対象とする画像のLBPコードの特徴量の出現確率で決定される画像のクラスが、埋め込む情報を用いて設定した種類となるように、生成時に用いる変数値を調整する。次に、このnビットの情報を埋め込むように生成した複数枚の画像を規則的に配置し、隣接する画像が連続的に変化するように画像同士をつなぐ処理を施す。また、カラー画像に関しても、各色成分に同様な手続きを繰り返し実行して埋め込み画像を生成することができる。