覚醒状態の変化を早期発見する方法および検知装置

開放特許情報番号
L2009004901
開放特許情報登録日
2009/8/14
最新更新日
2012/7/27

基本情報

出願番号 特願2006-120561
出願日 2006/4/25
出願人 国立大学法人豊橋技術科学大学
公開番号 特開2007-293587
公開日 2007/11/8
登録番号 特許第4977856号
特許権者 国立大学法人豊橋技術科学大学
発明の名称 覚醒状態検知方法および覚醒状態検知装置
技術分野 情報・通信、生活・文化
機能 制御・ソフトウェア、検査・検出
適用製品 車両、運転手の微小な眼球運動、生体情報、安全運行、居眠り、わき見運転
目的 進行中の自動車や列車などの車両に対して、居眠りやわき見の状態を検出するのでは対応が遅くなり、事故の発生を未然に防ぐことは難しいことに鑑み、居眠りの前段階、すなわち眠気の発生や、注意力の低下を早期に発見する覚醒状態の変化を検知する方法ならびに装置の提供。
効果 覚醒時の注視による微小な眼球運動は、活発で変動量が大きいという特徴がある。一方、覚醒状態の低下時には、注視による微小眼球運動は、ほとんど停滞し、変動量は小さいという生体情報としての特徴がある。これらの特徴を視線の微小変動量として検出し解析することで覚醒状態を判定できるようになる。
技術概要
この技術では、覚醒状態の変化を検知するために、対象となる車両運転手などの生体情報を検出し、解析する方法と解析情報を元に状態を判定処理する方法とする。非接触測定が可能であること、人の情報源としてほとんどを占めているといわれていることから、生体情報源として眼球に着目する。とくに、眼球の持つ生体情報として、人が注視するときの眼球の微小運動を視線の微小な変動量として計測し、視線の微小な動きを解析し判定処理を行う。車両等の運転手の顔をカメラにより撮影し、得られた顔画像から視線推定方法を用いて視線解析装置により運転手の視線の微小な変位量を測定する。その測定された変位量を用いて、覚醒状態判定装置は視線の移動範囲から覚醒状態の判定を行う。覚醒状態でないと判断されると、例として、警告装置を動作させ、運転手に覚醒状態でないことを表示や音や振動などで通知するとともに注意力を取り戻させることができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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