出願番号 |
特願2007-034140 |
出願日 |
2007/2/14 |
出願人 |
国立大学法人豊橋技術科学大学 |
公開番号 |
特開2008-199425 |
公開日 |
2008/8/28 |
登録番号 |
特許第4910145号 |
特許権者 |
国立大学法人豊橋技術科学大学 |
発明の名称 |
パターン画像への情報埋め込み方法および情報読み込み方法ならびにパターン画像への情報埋め込み装置および情報読み込み装置 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 |
電子透かし、ステガノグラフィ、2次元バーコード、画像メディアコンテンツ、大型の壁紙、クロスへの印刷物、ソフトウェア製品 |
目的 |
印刷や撮影等に際して雑音混入や画像の変形等に対する強固な耐性が確保された画像はデザイン的な要素を加えることが困難なため、それらを大量に用いると印刷物の見栄えを損なうという問題に鑑み、人間が意図的にデザインできる図柄を変形して生成される画像群を用いて、印刷や撮影等の際に混入する雑音やひずみに対してこれまでよりも頑健に多くの情報を埋め込み、読み出すことを可能とする方法ならびに装置の提供。 |
効果 |
変形図柄中の特定のマスク領域に情報を埋め込むため、画像の一部分を操作するだけで、情報を保持した変形図柄が生成できる。結果として、デザイン的な見栄えを損なわない変形規則を用いて情報埋め込み画像を生成することができる。また、情報を埋め込んだ変形図柄を大量に配置したパターン画像を用いても印刷物の見栄えを損なわない、情報の埋め込み、ならびに情報の検出ができる。 |
技術概要
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この技術は、印刷される画像群に対して人間の視覚に感知されない情報を埋め込み、および読み出すものである。マスク領域の抜き出し部では、複数個の変形図柄の各変形図柄からn個のマスク領域を抜き出す。マスク領域内の色の割合計算部では、各マスク領域に分布する色の割合から、各領域にmビットのデータを埋め込む。これにより、各変形図柄にはn×mビットのデータが埋め込まれる。クラス種類決定部では、割合計算部で埋め込んだn×mビットのデータを用いて、各変形図柄を2↑(nm)個のクラスに分類する。文字列の分割と変形図柄の選択部では、埋め込む情報データをn×mビットごとに分け、2↑(nm)個のクラスから対応する変形図柄を選択する。変形図柄配置連結部では、選択した変形図柄を規則的に配置することで情報データが埋め込まれたパターン画像を生成する。検出用枠設置部では、撮影時に情報データが埋め込まれたパターン画像の領域を検出するための枠を設置する。この情報埋め込み装置を用いる事により、枠付きパターン画像が生成される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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