出願番号 |
特願2007-031978 |
出願日 |
2007/2/13 |
出願人 |
国立大学法人東京海洋大学、社団法人 広島県栽培漁業協会 |
公開番号 |
特開2008-193946 |
公開日 |
2008/8/28 |
登録番号 |
特許第5026812号 |
特許権者 |
国立大学法人東京海洋大学 |
発明の名称 |
冷水病耐性形質を有するアユの判別法、及び、これに用いるポリメラーゼ連鎖反応用プライマーセット |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
検査・検出、食品・飲料の製造 |
適用製品 |
冷水病耐性形質を有するアユの判別法、及び、これに用いるポリメラーゼ連鎖反応用プライマー |
目的 |
全国的な規模で甚大な被害を及ぼしているアユの冷水病対策として、アユ冷水病耐性形質に関連する遺伝マーカーを用い、遺伝的に冷水病に罹りにくいアユを選別して効率的に養殖可能にする、冷水病耐性形質を有するアユを判別する判別法、及び、この判別法に用いるポリメラーゼ連鎖反応用プライマーを提供する。 |
効果 |
遺伝的に冷水病に罹りにくいアユを事前に判別することができるので、養殖や釣り魚としての冷水病による被害を抑えることができる。また冷水病に罹りにくい親魚を選別して交配し、冷水病に罹りにくい稚魚だけ生産し養殖できるので、経済的であり養殖効率が向上する。 |
技術概要 |
F:5’−CAGTCATTGTGTCCATAGTGCC−3’及びR:5’−CCTTCTACTTGCATGTCTGCC−3’の塩基から成るオリゴヌクレオチドをプライマーとして、アユのゲノムDNAにポリメラーゼ連鎖反応法を施し、得られた産物にゲル電気泳動法を施して164bpのバンドがあること、又はF:5’−TGCACATGCTCATACACCCT−3’及びR:5’−TCATCCCTGAATGTGTGCAT−3’の塩基から成るオリゴヌクレオチドをプライマーとして、アユのゲノムDNAにポリメラーゼ連鎖反応法を施し、得られた産物にゲル電気泳動法を施して133bpのバンドがあることを確認する。ポリメラーゼ連鎖反応用プライマーは、配列番号1の内、少なくとも10塩基で構成されるオリゴヌクレオチド部分、及び配列番号2の内、少なくとも10塩基で構成されるオリゴヌクレオチド部分から成る。又は、配列番号3の内、少なくとも10塩基で構成されるオリゴヌクレオチド部分、及び配列番号4の内、少なくとも10塩基で構成されるオリゴヌクレオチド部分から成る。 |
リサーチツールの分類 |
方法・プロセス |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
通常実施権(原則) |
対価条件(一時金) |
【不要】 |
対価条件(ランニング) |
【要】個別交渉による |
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