出願番号 |
特願2007-069669 |
出願日 |
2007/3/17 |
出願人 |
国立大学法人秋田大学 |
公開番号 |
特開2008-229426 |
公開日 |
2008/10/2 |
登録番号 |
特許第4830112号 |
特許権者 |
国立大学法人秋田大学 |
発明の名称 |
重金属含有水溶液浄化剤及びその浄化方法 |
技術分野 |
化学・薬品、金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
凝灰岩、重金属含有水溶液浄化剤 |
目的 |
酸を用いて、凝灰岩等が含有する金属を石表面へ析出せしめ、析出物、析出溶液および析出物が石表面に付着した状態の石を重金属含有水溶液に対する浄化剤として用いる方法の提供。 |
効果 |
凝灰岩からの鉄を主とした化合物の抽出は、液状の酸もしくは固体状の酸と水のみを利用するため、大掛かりな装置が必要なく、製造が容易であり、短時間で常温大量合成が可能である。本技術により凝灰岩から抽出された金属含有化合物は、二価鉄を主とするため還元性に優れ、六価クロムが安定な中性付近においても短時間でクロムを三価に還元できる。 |
技術概要
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この技術では、重金属含有水溶液浄化剤の製造方法は、緑色凝灰石、酸および水を混合する混合過程と、混合試料を十分反応させることを目的とした放置過程との2過程を必須とし、反応せずに残った酸を除くことを目的とする洗浄過程と、緑色凝灰石の表面に析出した鉄を中心とした金属含有化合物を効率よく剥離し、表面の化合物を効率よく収集することを目的とする超音波処理過程との2過程を選択とする。重金属含有水溶液浄化剤は、この製造方法により作成した浄化剤及び還元剤とする。また、この製造方法で凝灰岩と酸と水を混合することにより、重金属浄化剤及び還元剤を得るものとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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