出願番号 |
特願2007-034546 |
出願日 |
2007/2/15 |
出願人 |
国立大学法人秋田大学 |
公開番号 |
特開2008-195677 |
公開日 |
2008/8/28 |
登録番号 |
特許第5261710号 |
特許権者 |
国立大学法人秋田大学 |
発明の名称 |
アルギニンとクーマリン色素から合成した蛍光性化合物 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
蛍光性色素クーマリン、光エネルギー利用材料物質、4−ヒドロキシクーマリン、蛍光性化合物 |
目的 |
単純クーマリン等のクーマリン色素を原材料とし、太陽エネルギーの効果的な利用のための材料となる光吸収帯が紫外〜可視に広がった、従来存在しなかった新規物質、メモリーなどの波長制御を可能とする主要な吸収ピークが明瞭に分離したスペクトル特性を有する、新規蛍光性物質の製造。 |
効果 |
アルギニンとクーマリン色素の混合溶液にマイクロ波を印加することによって、明瞭に分離した光吸収ピークを有する新規物質を合成する方法を提供することができ、励起発光ピークの波長帯が原材料のクーマリン色素より短波長である新規蛍光性物質を得ることができる。 |
技術概要
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この技術では、蛍光性化合物を、アルギニンとクーマリン色素から合成する物質により構成する。アルギニンはアミノ酸である。クーマリン色素は4−ヒドロキシクーマリン等化学合成可能な材料となるクーマリン類の化合物である。蛍光性化合物はアルギニンとクーマリン色素から合成される1種類、もしくは複数種類の生成物から構成される物質群である。蛍光性化合物は、式のような化学構造をした化合物である。または、式以外に、アルギニン分子中の−NH基、または−NH↓2基中の水素以外の、アルギニン分子中の炭素原子に結合した7個の水素原子もしくは−OH基の水素のいずれかを脱離した遷移状態に4−ヒドロキシクーマリンから−OH基が脱離した遷移状態が結合した化合物である。このような蛍光性化合物の製造方法は、水もしくは有機溶媒中に溶解したアルギニンおよびクーマリン色素にマイクロ波を印加し高温高圧の条件下で合成させるものとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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