出願番号 |
特願2006-080442 |
出願日 |
2006/3/23 |
出願人 |
国立大学法人秋田大学 |
公開番号 |
特開2007-254347 |
公開日 |
2007/10/4 |
登録番号 |
特許第5162748号 |
特許権者 |
国立大学法人秋田大学 |
発明の名称 |
バイオ分子素子、バイオセンサー分子の支持体となる脂肪酸と脂質の積層分子薄膜およびその製造方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
膜蛋白質、光駆動イオンポンプ、人工薄膜系、有機薄膜 |
目的 |
バイオ分子素子、バイオセンサーとしての膜蛋白質等分子が生体中と同等に機能可能な、分子の支持体となる柔軟かつ強度の高い有機薄膜およびその製造方法の提供。 |
効果 |
無機基板上に形成した第一種薄膜層である脂肪酸分子の層の上に脂質分子の層を形成することによって、バイオ分子素子、バイオセンサー分子の支持体となる有機薄膜の作製することができる。また、脂肪酸分子の選択と組み合わせによって特徴的なパターン構造をもった薄膜構造を得ることができる。 |
技術概要
|
この技術では、膜蛋白質等のバイオ分子素子、バイオセンサー分子の支持体となる薄膜を、脂肪酸と脂質の分子薄膜の積層体とそれらの組み合わせから構成する。脂肪酸はステアリン酸等アルキン酸とすることができる。脂肪酸はレチノイン酸等イオノン環を有する脂肪酸とすることもできる。脂肪酸はステアリン酸等アルキン酸である膜部分とレチノイン酸等イオノン環を有する脂肪酸である膜部分の組み合わせであるとしてもよい。脂質はフォスファチジルコリン等リン脂質とする。リン脂質はジミリストイルフォスファチジルコリン、ジパルミトイルフォスファチジルコリン等リン脂質とすることが好ましい。分子薄膜は単分子膜あるいは二分子膜とする。積層体は脂肪酸あるいはリン脂質の単分子膜あるいは二分子膜を積層して形成する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|