出願番号 |
特願2006-195619 |
出願日 |
2006/7/18 |
出願人 |
国立大学法人東京海洋大学 |
公開番号 |
特開2008-022717 |
公開日 |
2008/2/7 |
登録番号 |
特許第4929456号 |
特許権者 |
国立大学法人東京海洋大学 |
発明の名称 |
液状食品用殺菌装置 |
技術分野 |
食品・バイオ、機械・加工、その他 |
機能 |
加熱・冷却、洗浄・除去、食品・飲料の製造 |
適用製品 |
液状食品の殺菌装置 |
目的 |
従来の液状食品の殺菌装置では、高温のプレート又はチューブ表面に食品が直接接触し、プレート又はチューブ表面にタンパク質の変成物が汚れとして付着・堆積し易い。 付着・堆積した変成物は食品中に異物として混入し、食品の品質を低下させるおそれがある。変成物が付着・堆積するとプレート又はチューブの熱交換能を低下させる。また、殺菌装置の休止時に細菌が変成物(汚れ)のところで繁殖し、そのまま殺菌処理を再開した時に液状食品が細菌で汚染されるおそれがある。 これらの問題を解決するのが本発明の目的である。 |
効果 |
・変成物が汚れとして付着・堆積しにくい。 ・付着・堆積した変成物の混入による、食品の品質低下を防止できる。 ・プレート又はチューブの熱交換能の低下を防止できる。 ・殺菌装置の休止時に細菌が変成物(汚れ)のところで繁殖し、そのまま殺菌処理を再開した時に液状食品が細菌で汚染されることを防ぐ。 |
技術概要 |
液状食品の過加熱による変成と、熱交換面への変成物の付着・堆積を避けるため、流路を流れる液状食品の上面を赤外線で直接的に加熱することを最も主要な特徴とする。 具体的には、上側が開口している流路と、該流路の上流側に液状食品を供給する供給部と、該流路を流れる液状食品に赤外線を照射する赤外線放射体とを備え、該流路は上流側から下流側に向けて低くなるように傾斜していることを特徴とするものである。 ここで、前記流路の傾斜角αは1〜5度が好ましい。傾斜角αがこの範囲に有る場合は液状食品が未殺菌部分を生じることなく良く殺菌されるからである。また、前記流路の底面の巾方向断面は直線状になっていることが好ましい。また、前記流路の底面の断面は凹凸を有していてもよい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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