出願番号 |
特願2008-505112 |
出願日 |
2007/3/9 |
出願人 |
国立大学法人東京海洋大学 |
公開番号 |
WO2007/105630 |
公開日 |
2007/9/20 |
登録番号 |
特許第4940435号 |
特許権者 |
国立大学法人東京海洋大学 |
発明の名称 |
延縄用餌付釣針水中投入装置 |
技術分野 |
機械・加工、その他 |
機能 |
機械・部品の製造、環境・リサイクル対策、その他 |
適用製品 |
延縄の水中投入装置 |
目的 |
マグロ延縄漁業において、投縄時に餌付釣針を海面に投入すると、アホウドリやミズナギドリなどの海鳥がこの餌を捕食し、混獲されることが多々ある。餌が短時間ながら海面に停留し、海鳥に捕食の機会を与えるためである。 混獲される海鳥のなかには、絶滅危惧種であるアホウドリなども含まれることから、延縄による海鳥の混獲は世界的な問題となっており、早急な防止対策の確立が望まれている。 |
効果 |
釣針を海中の深い位置に直接投入するので、海鳥が釣針にかかるのをほぼ確実に防ぐことができる。 構造が簡単な為、製造コストが低廉で、過酷な環境での長期使用にも耐えることができる。 餌の降下経路もカバーで覆うため、より確実に鳥類の混獲を防ぐと共に、投入中の餌の脱落を防止することができる。 装置を保護するケーシングの強度を増して、海上・海中での長期使用にも耐えさせることができ、稼動中の装置を鉛直方向に安定して維持しやすい。 釣針につけた餌を自動的にピンに取り付けることもできるので、延縄投入が容易となる。 |
技術概要 |
循環移送装置により釣針につけた餌を垂直に降下させて、船体に非常に接近した位置で、かつ、深い位置で海中に直接投入することができる、構造が簡単な延縄用水中投入装置を開発した。この装置を使用することによって、鳥類が釣針にかかるのを防ぐことができ、さらに確実に餌付釣針を送り出すことのできる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|