出願番号 |
特願2005-044290 |
出願日 |
2005/2/21 |
出願人 |
国立大学法人鳥取大学 |
公開番号 |
特開2006-229148 |
公開日 |
2006/8/31 |
登録番号 |
特許第4742259号 |
特許権者 |
国立大学法人鳥取大学 |
発明の名称 |
油入変圧器の劣化診断法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
絶縁油中の溶存ガスの成分及び濃度、平均重合度残率 |
目的 |
未経験者でも短時間で正確に劣化の程度を含めた残存寿命を診断結果として得ることができる油入変圧器の劣化診断方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば、未経験者でも対象変圧器の測定データと使用条件さえあれば、短時間に、しかも正確に劣化の程度を含めた残存寿命を診断結果として得ることができることから、設備のメンテナンスや更新時期の判断に役立てることができ、重大事故への進展防止が期待できる。 |
技術概要
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この技術では、1つ以上の使用されている油入変圧器の、例えば過去数年間のCO(一酸化炭素)、CO↓2(二酸化炭素)などのガス成分の濃度や、種々の分解物濃度、個々の変圧器の運転状況などを自己組織化マップ(SOM)のアルゴリズムにより学習させ、過去のデータパターンと、これらのデータパターンと類似のデータパターンとを発生させることにより、双方のデータパターンをマップ上に記憶させ、その中から診断対象の変圧器の既知データと類似なデータパターンを自動検索し、得られた未入力データを必要な劣化診断データとする。そして、変圧器の使用状況による発生ガスの変化量及び種々の分解物濃度変化と、今までの運転状態から、総合的に残存寿命を診断することができる。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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