出願番号 |
特願2005-073299 |
出願日 |
2005/3/15 |
出願人 |
国立大学法人鳥取大学 |
公開番号 |
特開2006-254721 |
公開日 |
2006/9/28 |
登録番号 |
特許第4660753号 |
特許権者 |
国立大学法人鳥取大学 |
発明の名称 |
キシリトール製造方法、キシリトール含有飲料の製造方法、キシリトール含有食品の製造方法およびそれらに用いる種菌 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造 |
適用製品 |
未利用バイオマス、チューインガム、担子菌 |
目的 |
安全性が高く、生産効率およびエネルギー効率に優れ、製造工程が簡略な、炭素源からキシリトールを生成する技術の提供。 |
効果 |
本技術によれば、ヒダナシタケ目の菌類を用いるため、キシリトール製造工程の安全性、生産効率およびエネルギー効率を向上し、製造工程を簡略化することができる。 |
技術概要
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この技術では、まず、ミミナミハタケの種菌を木質バイオマスまたは各種の糖などを含む炭素源に接種する。次いで、ミミナミハタケの種菌を接種された炭素源を室温近傍(0℃〜50℃の範囲内)で培養する。そして、ミミナミハタケにより炭素源から生成されたキシリトールを含む液体を濾過などの手法により回収する。炭素源が木質バイオマスを含む場合には、培養工程において、ミミナミハタケにより炭素源を分解する。そして、分解された炭素源に含まれるキシロースをミミナミハタケにより還元してキシリトールを生成する。なお、還元工程は、嫌気的条件であってもよく、好気的条件であってもよい。ミミナミハタケは、嫌気的条件でも、好気的条件でもキシリトールを生成できる。また、炭素源は、キシロースを含んでいてもよい。さらに、炭素源は、キシロースにくわえて、グルコースを含んでいてもよい。ミミナミハタケは、グルコースが加えられた培地を用いてもキシリトール生産能が抑制されない。 |
実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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