出願番号 |
特願2005-175075 |
出願日 |
2005/6/15 |
出願人 |
国立大学法人鳥取大学 |
公開番号 |
特開2006-346560 |
公開日 |
2006/12/28 |
登録番号 |
特許第5082087号 |
特許権者 |
国立大学法人鳥取大学 |
発明の名称 |
含油排水の処理方法、含油排水の処理装置および添加剤 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
洗浄・除去 |
適用製品 |
水溶性加工液、洗浄廃液、活性炭 |
目的 |
含油排水を処理して油分を効率よく分離する技術、すなわち、含油排水のpH調整や複雑な温度管理をしないで、排水可能なレベルまで油分を効率よく分離する技術の提供。 |
効果 |
本技術によれば、油脂分解酵素および活性炭を組み合わせて使用するため、含油排水のpH調整や複雑な温度管理をしないで、排水可能なレベルまで油分を効率よく分離することができる。 |
技術概要
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この技術では、使用済みの水溶性加工液から、切り屑、スラッジ、加工液用の油以外の他の種類の油などを分離する。ついで、油脂分解酵素または活性炭により使用済みの水溶性加工液内のエマルジョンを不安定化させる。ついで、水溶性加工液内に鉱物油をゲル状に凝固させる油凝固剤を投入して、油剤成分の粗分離を行う。このとき、凝固物はメッシュなどにより濾過して固体成分を分離除去する。ついで、活性炭処理ステップとして、これらの処理を経た水溶性加工液を活性炭処理する(S110)。その後、活性炭処理して得られる水分を回収する。このとき、水分の回収率は、例えば、90%以上となる。また、水溶性加工液の残りの油分については、固体である活性炭に固定化される。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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