出願番号 |
特願2005-085721 |
出願日 |
2005/3/24 |
出願人 |
国立大学法人鳥取大学 |
公開番号 |
特開2006-266404 |
公開日 |
2006/10/5 |
登録番号 |
特許第4235734号 |
特許権者 |
国立大学法人鳥取大学 |
発明の名称 |
ハイブリッド型直動案内装置 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
工作機械のテーブルや主軸ユニットの案内機構 |
目的 |
すべり案内を主体としたハイブリッド型直動案内装置において、すべり案内の摺動面ところがり案内の転動体に作用する負荷のそれぞれの分担率を簡便に調整できる直動案内装置の提供。 |
効果 |
この技術によれば、基台と移動体に発生する摩擦力は小さく、従来のすべり案内方式直動案内のように低摺動速度域で摺動摩擦係数が上昇することはない。高摺動速度域では、基台に対向する保持器の摺動面と基台の間に潤滑油膜が形成されるため、摺動面間に介在する潤滑油によって振動減衰性が確保できるという利点がある。 |
技術概要
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この技術では、鏡面仕上げした摺動面を有するすべり案内方式直動案内と転動体を利用した転がり案内方式直動案内との組み合わせであって、高硬度に仕上げた鏡面の摺動面を有する保持器と、保持器を装着する移動体と、摺動面を高硬度に仕上げた基台と、保持器の摺動面と基台の摺動面の間に供給する潤滑油と、保持器に転動体を配置したときに転動体を保持器の摺動面から突出させて摺動面間の隙間を調整する手段とを備え、転動体を保持器に配置したときに転動体の一部が保持器から突出するように配置して、摺動時に摺動面間に供給される潤滑液による潤滑油膜圧力の作用によって摺動面と転動体に作用する荷重の負荷分担率を変更できるようにする。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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