出願番号 |
特願2007-510481 |
出願日 |
2006/3/27 |
出願人 |
国立大学法人東京海洋大学 |
公開番号 |
WO2006/104087 |
公開日 |
2006/10/5 |
登録番号 |
特許第4923262号 |
特許権者 |
国立大学法人東京海洋大学 |
発明の名称 |
所定水温域の深度分布予測方法、回遊性魚類の漁場予測方法及び回遊性魚類の漁場予測情報配信システム |
技術分野 |
情報・通信、その他 |
機能 |
制御・ソフトウェア、その他 |
適用製品 |
マグロ等の高度回遊性魚類の漁場予測システム |
目的 |
クロマグロやメバチマグロのように大洋を大規模に回遊する魚類について、その行動を追うことは非常に困難であり、このような高度回遊性魚類の分布を推定するために、人工衛星を利用して海洋環境を把握する技術が知られている。 従来の漁場予測方法は、人工衛星で測定した海面温度に基づいている。つまり実際に魚類が生息している海洋内部の温度分布についてははっきりわからなかった。この結果、漁場予測情報も不正確になりやすいということが課題があった。 本発明はこれらの課題を解決するものである。 |
効果 |
少ない実測データから、対象海域での海洋内部の温度情報を高い精度で知ることができる所定水温域の深度分布予測方法を開発した。 所定水温域の深度分布予測方法を用いて、その所定水温域を回避する回遊性魚類の好漁場域を予測する。 |
技術概要
|
・近傍にある少数の実測データから算出した所定水温域までの深さhと、これより上層の密度ρ1及び下層の密度ρ2と、さらに人工衛星の測定データで得た絶対力学海面高度η1とから、η1=α(ε×h)+βの直線式を得る(ただし、ε=(ρ2−ρ1)/ρ2)。 さらに、長期間にわたる過去のデータから平均化した多数地点のε’と、人工衛星の測定データとから前記多数地点の絶対力学海面高度η2と、前記のα、βとから、η2=α(ε’×h’)+βの直線式によりh’(多数地点での所定水温域の深さ)を求める。 ・所定水温域の深度分布予測方法を用いて、当該所定水温域を回遊する回遊性魚類の好漁場域を予測する回遊性魚類の漁場予測方法。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|