出願番号 |
特願2007-520025 |
出願日 |
2005/12/5 |
出願人 |
国立大学法人東京海洋大学 |
公開番号 |
WO2006/132003 |
公開日 |
2006/12/14 |
登録番号 |
特許第5232994号 |
特許権者 |
国立大学法人東京海洋大学 |
発明の名称 |
GPS受信装置およびGPS測位補正方法 |
技術分野 |
情報・通信、電気・電子、その他 |
機能 |
制御・ソフトウェア、安全・福祉対策、その他 |
適用製品 |
自動車・航空機・船舶用ナビゲーションシステム、所在位置情報通知機器、測量機器 |
目的 |
GPS測位における主要な誤差要因は、受信機雑音とマルチパスとされている。受信機雑音はフィルタリング技術で除去できる場合が多いが、マルチパスは受信環境の影響が大きく、除去は極めて困難である。信号処理による工夫や、受信環境の予測からマルチパスを判断するなど、マルチパスの低減技術が種々提案されているが、信号処理技術の限界、受信環境の予測の困難性により誤ったマルチパスの判断の可能性があることが課題となっている。 本発明はこれらの課題を解決するものである。 |
効果 |
本発明は、基準局と移動局からそれぞれ得られた衛星信号の受信強度の情報を比較することにより、マルチパスの影響の有無を判断する(ただし、基準局データはなくても良い)。影響を受けている衛星信号を測位に使用する衛星群から除外することにより高精度な測位を実現した。 |
技術概要 |
基準局における衛星信号の受信強度と移動局における衛星信号の受信強度とを比較することにより(基準局なしでも可能)、移動局で大きく変化する劣化した衛星を除外できる。 マルチパスの影響を受けた衛星信号の場合、反射波は角度と伝搬距離を変えて移動局に届くため、デルタ擬似距離変化率も大きく変化する。したがって、受信強度だけでなく、デルタ擬似距離変化率が大きいものをマルチパスの影響を受けた衛星信号と判断することにより、極めて確実にマルチパスの影響を受けた衛星信号を排除することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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