出願番号 |
特願2006-542447 |
出願日 |
2005/11/4 |
出願人 |
国立大学法人東京海洋大学 |
公開番号 |
WO2006/049252 |
公開日 |
2006/5/11 |
登録番号 |
特許第5061347号 |
特許権者 |
国立大学法人東京海洋大学 |
発明の名称 |
舶用ディーゼル機関の燃料噴射制御方法及びその装置 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
制御・ソフトウェア、環境・リサイクル対策、その他 |
適用製品 |
燃料噴射制御装置 |
目的 |
海上では船舶は周期的に波の影響や船体の動揺などの抵抗を受け、ディーゼル機関の負荷状態は周期的な高負荷状態と低負荷状態にさらされる。そのため、噴射量不足、過剰噴射など、好ましい燃料制御が行えなかった。 本発明はこれらの課題を解決するものである。 |
効果 |
・その時のディーゼル機関の回転数に応じた燃料噴射ができる。 ・既存の燃料噴射制御装置に比べ小型化が実現できる。 ・従来の装置には無かった、ディーゼル機関の回転数に即した燃料噴射制御が可能になった。より効率の良い燃料噴射の実現により、ディーゼル機関に好ましい制御実行を通じて、より効率的・効果的な操船が可能となった。 ・「その時のディーゼル機関の負荷状態に応じた最適な燃料噴射量制御」に大きな特徴・優位性がある。 |
技術概要 |
1.負荷状態予測システムの開発 周期的に訪れる舶用ディーゼル機関の高負荷状態・低負荷状態を予測するシステムを開発しました。 これまでのディーゼル機関回転数とその時の燃料噴射量などの情報をもとに、現在噴射すべき最適な燃料噴射量の予測値を算出し、その算出値通りに燃料の噴射制御ができるようになった。 2.より効率的な油圧系装置の実現 従来はディーゼル機関の回転数上昇時に、油圧ポンプが必要以上に加圧するため、余剰圧力を逃すためにリリーフ弁から燃料をタンクに戻す措置をとっているため、油圧ポンプの駆動効率悪化、返送された燃料の品質悪化、燃料温度低減のための燃料タンク大型化、等の問題点が多かったが、最適な燃料噴射実現によりこれら問題点が解決できた。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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