気相のみならず液体中でも磁力で移動および固定することができる磁気付与型ハイドロゲル薄膜、また、既存のハイドロゲルを磁力で移動および固定することができる磁気付与型ハイドロゲル薄膜

開放特許情報番号
L2007003923
開放特許情報登録日
2007/8/17
最新更新日
2016/8/1

基本情報

出願番号 特願2006-003468
出願日 2006/1/11
出願人 独立行政法人農業生物資源研究所
公開番号 特開2007-185107
公開日 2007/7/26
登録番号 特許第4817847号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 磁気付与型ハイドロゲル薄膜
技術分野 化学・薬品、有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 磁気付与型ハイドロゲル薄膜、磁気付与型ハイドロゲル薄膜の製造方法、磁気付与型ハイドロゲル薄膜からなる細胞培養基質体、磁気付与型ハイドロゲル薄膜を用いた細胞培養方法
目的 気相のみならず液体中でも磁力で移動および固定することができ、例えば羊水という液相中で施行される胎児手術においての病変部の修復材料として利用が可能な新しい磁気付与型ハイドロゲル薄膜、また、既存のコラーゲン等のハイドロゲルを磁力で移動および固定することができ、例えば培養液中でも平面形状の維持が向上し、両面培養に有効な新しい磁気付与型ハイドロゲル薄膜を提供する。
効果 本発明によれば、羊水という液相中で施行される胎児手術においての病変部の修復材料として利用することができ、そして生体への適合性を向上させ、細胞の培養効率をさらに高めることができる。また、培養液中でも平面形状の維持が向上し細胞の両面培養をも実現することができ、そして取り扱い性と生体適合性を向上させ、磁石シートによる保持力をさらに向上させることができる。さらに、磁気付与型ハイドロゲル薄幕を効率よく製造することができ、そして培養する細胞の基質体への接着性と成長性を向上させ、基質体を生体修復材料として活用できる。
技術概要
 
磁気ビーズとともにコラーゲンの細胞外マトリックス成分を含有するガラス化されたマトリックスゲル薄膜の再水和物からなる磁気付与型ハイドロゲル薄膜であり、そして細胞外マトリックス成分を含有するガラス化されたマトリックスゲルの再水和物からなる薄膜の周縁部に保持体が一体化形成されてなり、保持体が少なくとも2つの磁石シートによって挟持されてなる磁気付与型ハイドロゲル薄膜である。また、磁気ビーズ含有溶液と細胞外マトリックス成分含有溶液を1:100〜1:1の範囲内で混合し、この混合溶液をゲル化させて、さらに乾燥させてガラス化し、次いで再水和する磁気付与型ハイドロゲル薄膜の製造方法である。さらに、磁気付与型ハイドロゲル薄膜からなる細胞培養基質体と、その基質体に細胞を播種して培養する磁気付与型ハイドロゲル薄膜を用いた細胞培養方法である。
リサーチツールの分類 動物、生体関連物質
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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