出願番号 |
特願2005-225252 |
出願日 |
2005/8/3 |
出願人 |
国立大学法人東京海洋大学、独立行政法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
特開2007-040826 |
公開日 |
2007/2/15 |
登録番号 |
特許第3869453号 |
特許権者 |
国立大学法人東京海洋大学 |
発明の名称 |
薄片製造装置及び薄片製造方法 |
技術分野 |
機械・加工、食品・バイオ、その他 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造、その他 |
適用製品 |
ミクロトーム |
目的 |
生体組織の顕微鏡観察や検査において、パラフィン切片染色標本は汎用性の高い最も一般的な方法である。しかし、ミクロトームによるパラフィン包埋標本の薄切には、時に経験や熟練を必要とする。 課題は、パラフィンブロックにナイフが接する時に生じる静電気であり、結果として、パラフィン薄片の「皺」である。また、連続切片(パラフィンリボン)をスライドガラスへ貼り付ける工程も必要以上に煩雑な側面を持つ。 そこで、誰でも簡単に操作できる、皺が少ない連続切片パラフィン標本の作成技術とその装置は常に求められている。 |
効果 |
熟練した技術を必要としない、ほとんど全てが自動化されている薄片製造装置を発明した。 誰もが簡単に、皺のない連続薄片を作成できるようになった。 |
技術概要 |
・摩擦によって生じる静電気を除去するので、薄片に皺がよるのを防ぐことができる。 ・液体槽へ進入した薄片は、表層水流でさらに伸展される。 ・モーターで標本を往復動させてスライスし、薄片は移送装置で液体槽に移送され、表層水流で整然と所定位置まで送られるので、作業効率が高まる、かつ熟練技術は必要としない。 ・薄片を皺のない状態でスライドガラスに貼り付けることができ、しかも、ほとんどの工程が自動化されているため、多量の薄片を効率よく製造することが可能で、かつ熟練した技術は必要としない。 |
リサーチツールの分類 |
方法・プロセス |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
通常実施権(原則) |
対価条件(一時金) |
【要】個別交渉による |
対価条件(ランニング) |
【要】個別交渉による |
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