ネットワーク網を利用するTV会議システム

開放特許情報番号
L2010003430
開放特許情報登録日
2010/6/4
最新更新日
2015/8/6

基本情報

出願番号 特願2008-178664
出願日 2008/7/9
出願人 独立行政法人 日本原子力研究開発機構
公開番号 特開2010-021678
公開日 2010/1/28
登録番号 特許第4533976号
特許権者 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 ネットワーク網を利用するTV会議システム
技術分野 電気・電子、情報・通信
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 ネットワーク網を利用するTV会議システム
目的 運用支援サーバの二重化(多重化)により、システムの信頼性の向上と通信の安定性の確保などを図り、運用支援サーバの自動切り替えにより、会議を中断することなく円滑に続行でき、会議の開催に対する障害を最小限にとどめることができるようにする。
効果 TV会議システムでは、運用支援サーバを複数配置し、各運用支援サーバ間で各拠点接続情報とライブ・カメラ情報を同期させているので、サーバの二重化(多重化)によりシステムの信頼性向上と通信の安定性の維持を図ることができる。また、運用状態にある運用支援サーバのみがライブ・カメラ情報を各拠点用フォルダに書き出す(待機状態にある運用支援サーバはライブ・カメラ情報を各拠点用フォルダに書き出すことが禁じられている)ことで、会議の運用支援に実際に関与しているサーバを常に特定の1箇所に制御できる。
技術概要
図1は、TV会議システムを示す全体構成図である。運用支援サーバを複数配置し、各運用支援サーバ間で各拠点接続情報とライブ・カメラ情報を同期させると共に待機状態にある運用支援サーバがライブ・カメラ情報を各拠点用フォルダに書き出すことを禁止する同期処理機能を備え、他方、各拠点PC14は、運用状態にある運用支援サーバ11に障害が生じたときに待機状態にある運用支援サーバ12へ接続を切り替えるサーバ自動変更機能を具備し、運用状態にある運用支援サーバに障害が生じたときに、待機状態にある運用支援サーバはライブ・カメラ情報を各拠点用フォルダに書き出すと共に、各拠点PCは運用状態にあった運用支援サーバから待機状態にある運用支援サーバへ接続を変更する。図2は運用支援サーバの切り替え動作の説明図、図3は運用支援サーバの接続支援動作を示す説明図である。その主要な機能は、出席する(出席している)各拠点PCのために、それぞれの拠点用フォルダに、その時点で必要な自動接続用のライブ・カメラ情報を、書き出し(書き込み、書き換え、あるいは削除)する。図4は各拠点PCの動作のフロー図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 各拠点PCは、各運用支援サーバへの接続を制御するサーバ自動変更機能を具備しているため、第1の運用支援サーバに障害が生じたときには、直ちに第2の運用支援サーバに切り替えられ、各拠点PCが第2の運用支援サーバにアクセスすることによって、会議を中断することなくそのまま続行でき、会議の開催に対する障害を最小限にとどめることが可能となる。特に、複数の運用支援サーバを互いに異なるLANに配置すれば信頼性は更に向上し、本システムではそのような配置が容易に行える。

登録者情報

登録者名称 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2024 INPIT