気体分離装置並びに酸素濃縮装置

開放特許情報番号
L2010003158
開放特許情報登録日
2010/5/14
最新更新日
2010/5/14

基本情報

出願番号 特願2006-168031
出願日 2006/6/16
出願人 株式会社ゼリアエコテック
公開番号 特開2007-021489
公開日 2007/2/1
登録番号 特許第4353963号
特許権者 株式会社ゼリアエコテック
発明の名称 気体分離装置並びに酸素濃縮装置
技術分野 機械・加工、生活・文化
機能 安全・福祉対策
適用製品 気体分離装置並びに酸素濃縮装置
目的 小型かつ軽量で製作コストが安価で済み、騒音が発生せず、人力でも駆動できる、混合気体から特定の気体を分離する気体分離装置並びにこの気体分離装置の原理を用いた酸素濃縮装置を提供する。
効果 PSA(プレッシャースウィング)法を用いて混合気体より特定の気体を分離するのに、多孔板で仕切った拡散部を有する吸着筒体と連通させたベローズのような圧力変動装置を用い、この圧力変動装置で気体の圧縮や減圧を行うようにしたので、装置の小型、軽量化を図り、安価で消費電力も少なく、しかも騒音も少ない気体分離装置を提供できる。
技術概要
PSA法を用いて混合気体より特定の気体を分離させるものであって、内部に混合気体より特定の気体を吸着させる吸着剤2aを収容させた吸着筒体2と、この吸着筒体で分離された気体を貯留させる貯留容器4と、吸着筒体2と連通している圧力変動装置とを含み、この圧力変動装置を動作させて吸着剤を介して混合気体の吸着分離と脱着を行うように構成すると共に、圧力変動装置にベローズ駆動機構11により駆動されるベローズ1を用い、吸着筒体の口径をベローズの口径と同じ、若しくはベローズ内に収納できる口径として、ベローズの固定側へ取り付けるように成すと共に、吸着筒体2の内部を多孔板で仕切ることにより拡散部を設け、ベローズの内外に設けた気体流通制御手段7を用いて拡散部と多孔板と吸着剤を介して気体の流通を行うように構成した気体分離装置である。圧力変動装置を、ベローズとこのベローズを収容させたシリンダとで構成する。ベローズは、圧力1kg/cm↑2〜−0・5kg/cm↑2で駆動される。ベローズ駆動機構は、ボールネジ、ラックとピニオン等からなる直線駆動型アクチュエータである。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 圧力変動装置としてベローズを用いた場合には、高い加圧は必要ではなく、1kg/cm↑2G以下の僅かな加圧、或は−0.5kg/cm↑2G程度の僅かな減圧で足りるので、大きな駆動力を必要としないことから、人力で容易にベローズを駆動できる。
改善効果2 この原理を用いて、在宅、病院、施設等で酸素療法を行っている患者や利用者が用いている酸素濃縮装置に実施すると、従来公知のものに比べて小型、軽量化が図れ、かつ安価で消費電力も少なく、騒音も少ない上に、人力でも駆動させることもでき停電の際にも安心であることから、その利便性を増大できる。

登録者情報

登録者名称 株式会社ゼリアエコテック

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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