速い速度で曳ける仔稚魚定量採集トロール網

開放特許情報番号
L2008005805
開放特許情報登録日
2008/11/21
最新更新日
2012/8/21

基本情報

出願番号 特願2008-533053
出願日 2007/3/30
出願人 国立大学法人東京海洋大学
公開番号 WO2008/029533
公開日 2008/3/13
登録番号 特許第5028632号
特許権者 国立大学法人東京海洋大学
発明の名称 網口傾斜維持型トロール網採集装置
技術分野 機械・加工、その他
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、その他
適用製品 トロール網
目的 これまで仔稚魚の定量採集で使われてきた層別採集トロール網では、曳網索の取り付け位置が網口フレームの上部にあったため、曳網速度が速くなったり、取り付ける網の数や何段目の網が開いていることによって、網口フレームが傾斜して、網口の面積が変わってしまい、定量的な仔稚魚の採集とならない問題があった。 本発明はこの問題を解決することを目的としている。
効果 フレームを重くしたりしなくても、取り付ける網の数や曳網速度に関わらず、網口のフレームの傾斜角度を一定に保つことができる。すなわち、小型、軽量でありながら、いつでも網口の面積を一定に保つことができる。  これにより、従来技術よりも正確に定量調査を行うことができるので、正確な資源量推定とそれに基づく適切な資源管理に貢献できる。
技術概要
 
網をフレームに取り付ける際に、一定の角度をつけることにより、網に対する水流の抵抗と揚力を利用して、網口のフレームが自律的に所定の傾斜を維持することができる層別採集トロール網を開発した。 1)曳網ロープの取り付け位置をフレームの上下中央の位置として、2)網の数や取り付け位置(何段目に取り付けるか)によって、網口部分を所定の角度(γ)で切り落とし、フレームに取り付けたことを特徴としている。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 小型、軽量でありながら、いつでも網口の面積を一定に保つことができる。
アピール内容 下記、技術実績、供与実績、事業化情報、特に特許権譲渡の可否、特許権実施許諾の可否については、直接お問い合わせください。

登録者情報

登録者名称 東京海洋大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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