リゾリン脂質を高効率、大量に製造する方法

開放特許情報番号
L2007006854
開放特許情報登録日
2007/11/2
最新更新日
2011/6/17

基本情報

出願番号 特願2005-154253
出願日 2005/5/26
出願人 国立大学法人東京海洋大学
公開番号 特開2006-325485
公開日 2006/12/7
登録番号 特許第4734629号
特許権者 国立大学法人東京海洋大学
発明の名称 新規微生物、脂質改質剤及び2−アシルリゾリン脂質の製造方法
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ
機能 食品・飲料の製造
適用製品 2−アシルリゾリン脂質の製造方法
目的  リゾリン脂質は通常のリン脂質より高い界面活性を有し、食品の乳化安定性、食感、弾力性をリン脂質以上に改善し、他の乳化剤を節約できる。また、化粧品用乳化剤としても利用価値が高い。  現在、リン脂質の改質、脂質生化学研究などに有用なホスホリパーゼA1の供給源は限定的で、新たな精製方法・製造方法が求められている。
効果  発明者は研究の結果、シュードモナス(Pseudomonas sp.)属の微生物(HFKI−0020)の培養液中にホスホリパーゼA1活性を検出した。  そこで、シュードモナス(Pseudomonas sp.)属に属し、ホスホリパーゼA1活性を有する酵素を分泌する微生物(HFKI−0020)、この酵素を含む培養液を有効成分とする脂質改質剤及びこの脂質改質剤を用いてリン脂質を加水分解する2−アシルリゾリン脂質を効率よく大量に製造する方法を発明した。
技術概要
・シュードモナス属に属し、ホスホリパーゼA1活性を有する酵素を産生することを特徴とする新規微生物 ・シュードモナス属の新規微生物で、ホスホリパーゼA1活性を有する酵素を産生し、特有の菌学的性質及び生理・生化学的性質を有することを特徴とする新規微生物 ・シュードモナス属に属する微生物HFKI−0020(FERM AP−20545)である新規微生物 ・シュードモナス属の新規微生物であって、ホスホリパーゼA1活性を有する酵素を産生し、16SrRNA遺伝子の塩基配列が指定の配列であることを特徴とする新規微生物 ・この新規微生物によって産生されたホスホリパーゼA1活性を有する酵素を有効量含有することを特徴とする脂質改質剤 ・この酵素が菌体及び/又は培養液に含まれている形で使用されていることを特徴とする脂質改質剤 ・この新規微生物によって産生されたホスホリパーゼA1活性を有する酵素を用いてリン脂質を加水分解し、2−アシルリゾリン脂質を得る製造方法 ・この酵素が菌体及び/又は培養液に含まれている形で使用されている2−アシルリゾリン脂質の製造方法
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 リン脂質を加水分解する2−アシルリゾリン脂質を効率よく大量に製造することができる。
アピール内容 ・リン脂質の改質、脂質生化学研究などに有用なホスホリパーゼA1活性を有する酵素の新たな供給源を提供することができる。 ・本発明の微生物によれば、ホスホリパーゼA1活性を有する酵素を菌体外の培養液中に分泌するので、酵素が菌体の内部に留まっている菌の場合と比べ、酵素を大量に生産することができる。 ・本発明の微生物によれば、ホスホリパーゼA1活性を有する酵素を菌体外の培養液中に分泌するので、酵素を菌体内に産生する菌から酵素を回収する場合より分画が容易で、酵素を培養液から容易に回収することができる。 ・本発明の脂質改質剤(培養液)では、10℃という低温状況下においても2−アシルリゾリン脂質を効率良く製造することができる。 ・2−アシル基がDHA(ドコサヘキサエン酸)であるものを用いるとDHA高含有リン脂質及びリゾリン脂質を製造しうる。

登録者情報

登録者名称 東京海洋大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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