出願番号 |
特願2003-410262 |
出願日 |
2003/12/9 |
出願人 |
国立大学法人東京海洋大学 |
公開番号 |
特開2005-168347 |
公開日 |
2005/6/30 |
登録番号 |
特許第3840543号 |
特許権者 |
国立大学法人東京海洋大学 |
発明の名称 |
選別装置及び方法 |
技術分野 |
機械・加工、食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造 |
適用製品 |
魚体の選別装置 |
目的 |
漁獲した魚類は、その大小を選別する必要があり、様々な選別方法、選別装置が開発されている。 しかし、従来の選別方法では、活イカのような表面に損傷が生じやすい個体では傷んでしまうことが多かった。また、水を包含した未成体イカが誤って成体イカであると判断されることもあった。これらの課題を勝つ決するための発明である。 そこで、表面に損傷が生じやすい個体でも傷めることなく、大小を選別でき、かつ、活イカにおいては、成体であるか否かを正確に判別する選別方法、選別装置が求められている。 |
効果 |
イカ等の生鮮魚類の、 ・魚体大小を自動選別できる ・選別時に魚体に摩擦損傷を与えない ・選別後、未成体・小型個体は生きたまま海に戻すことができるようになる。 本選別装置は、従来不可能であった選別ロール上に水膜を張り、水膜ロール上で魚体の大小を選別することで、漁業者が望む大型魚の選別と未成体・小型魚の選別後の無駄な死亡を防ぐことができ、水産資源の有効利用ができるようになった。 |
技術概要 |
分別ロール上に水を張ることで、選別対象が受ける摩擦による損傷を無くした。 これまで、ロール上に均一の厚さの水膜を張ることは困難だったが、 ・ロールに直径2mmの水の噴射口の設置 ・ロールの回転方向を同一 ・ロールの回転速度を1周1.6m/s ・ロール取り付け角度を30°〜50° とすることで、分別ロール上に水膜を張ることができた。また、 ・イカが体内の溜めている水を電気、熱、光で微弱な刺激を与え、 選別前に水を吐かせる ことで、正確に大小選別が可能となった。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|