出願番号 |
特願2004-027336 |
出願日 |
2004/2/3 |
出願人 |
国立大学法人信州大学 |
公開番号 |
特開2005-223025 |
公開日 |
2005/8/18 |
登録番号 |
特許第4277103号 |
特許権者 |
国立大学法人信州大学 |
発明の名称 |
カーボンナノファイバーを用いる高分子アクチュエータ |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
カーボンナノファイバーを用いる高分子アクチュエータ |
目的 |
大きな変形が得られるカーボンナノファイバーを用いる高分子アクチュエータおよびこのアクチュエータに用いて好適な電極材料を提供する。 |
効果 |
カーボンナノファイバー同士が接触しているだけの柔らかく、かつカーボンナノファイバー同士の接触が維持されつつシート体の変形に追従する電極を設けるので、もともと大きな変形可能性のあった材料の変形を最大限取りだし可能となる。 |
技術概要
|
アクチュエータ20では、柔軟性を有する高分子材料からなるシート体22の両面に、カーボンナノファイバーを主体とする電極24が形成されている。電極24は、シート体22の両面全体に、あるいは所要パターンで形成される。電極24を、シート体22の両面全体に均一に形成して、シート体24の一端側の両電極部に電場を印加することにより、シート体22は他端側が円弧状に大きく湾曲する。電極24をシート体22の両面にパターン化して形成するようにすれば、この電極パターンに応じてシート体22が種々の形状に変形することになる。例えば、カーボンナノファイバーをエタノール等の溶媒中に分散してペースト状にし、このペーストをシート体22の両面に塗布し、次いで乾燥させて電極24とする。なお、乾燥させた後、表面をローラ等で押圧することによって、カーボンナノファイバーをシート体22表面に完全に付着させるようにするとよい。またこのように、押圧することによって、カーボンナノファイバーの一端側がシート体22の表面に食い込む(埋没)ようになる。図1はアクチュエータの電極構造を模式的に示した説明図である。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|