神経細胞死促進因子及び該因子を高感度に検出する方法

開放特許情報番号
L2005009757
開放特許情報登録日
2005/10/21
最新更新日
2015/9/21

基本情報

出願番号 特願2005-177093
出願日 2005/6/17
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2006-345787
公開日 2006/12/28
登録番号 特許第4457216号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 神経細胞死促進因子及び該因子を高感度に検出する方法
技術分野 有機材料、食品・バイオ
機能 検査・検出、安全・福祉対策
適用製品 簡便な操作で実施でき、神経細胞ないし神経変性疾患モデル作成、proBDNFに対する抗体及び免疫学的測定、アルツハイマー病等の診断等として広く利用される。
目的 神経細胞死促進因子或いはその誘導体、その測定法並びにその使用等の神経細胞死促進因子に関連する技術の提供。
効果 神経変性疾患の兆し、症状の進行度を判定、診断でき、かつ、神経細胞のダメージを回避するための創薬研究のスクリーニングが可能となり、その生物学的利用価値は極めて大きい。
技術概要
(a)配列番号2で表されるアミノ酸配列からなるタンパク質、または(b)配列番号2で表されるアミノ酸配列において、1または複数のアミノ酸が置換、付加、欠失または挿入され、かつ、神経細胞死及び/またはコリン作動性ニューロンのファイバー脱落の促進活性を有するタンパク質、の非切断性proBDNF誘導体。尚、非切断性proBDNF誘導体をコードする遺伝子を作製し、また、proBDNFまたはその誘導体を用いて、アルツハイマー病等の神経変性疾患モデルを作成し、成熟BDNFの存在下でproBDNFを選択的に測定可能な抗proBDNF抗体を作製し、この抗体を用いてproBDNFの免疫学的測定を行い、更に、生体サンプル中のproBDNF量を必要に応じてBDNF量と組み合わせて測定することにより、神経変性疾患を診断し、また、神経細胞に切断性または非切断性proBDNF誘導体を作用させて神経変性疾患モデルを作製し、次いでこのモデルに候補化合物を与えることにより、神経変性疾患に対する薬物のスクリーニングを行う。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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